![[写真=ハンファ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/28/20250828142219948638.jpg)
ハンファグループが米フィラデルフィアのフィリーズ造船所に7兆ウォンを投資する。 買収金額対比50倍に達する資金を追加投入し、マスガ(MASGA・米国造船業を再び偉大に)プロジェクト成功のための尖兵に跳躍するという抱負だ。
ハンファグループは26日(現地時間)、フィリー造船所(ハンファ・フィリーシップヤード)で、米国海事庁が発注した「国家安保多目的船舶」3号線「State of Maine」号の命名式で、このような投資計画を発表した。
キム·ドングァン副会長はこの日、船舶命名式で歓迎辞を通じ、“韓米同盟をより一層強固にした造船産業に対して両国の大統領が見せたリーダーシップに深い感謝を申し上げる”とし、“命名式は韓米両国が共に造船産業を再建し、船舶建造力量を拡張し、未来産業を導く熟練した人材養成に対する投資が具体的に具現されることを示す成果”と強調した。
続けて“ハンファは米国造船産業の新しい場を共にする心強いパートナーになることを約束する”とし、“米国内パートナーらと共に、新しい投資と機会を創り出し、米国造船産業を再び偉大にするのに中枢的な役割を全うする”と強調した。
ハンファグループは今回の投資で、フィリー造船所の年間建造能力を現在の1隻から20隻まで拡大する計画だ。 このため、ドック2つと岸壁3つを追加で確保し、約12万坪規模のブロック生産基地を新設する。 ハンファオーシャンが保有している自動化設備やスマートヤード、安全システムなども導入する。
投資財源は韓米関税交渉の結果である1500億ドル規模の造船産業協力投資ファンドが活用される。 このファンドは直接投資の他に保証・貸出形態で用意され、政策金融機関が主導する。
財界では今回の投資成果で、キム副会長の存在感が大きかったと分析している。 キム副会長は昨年12月、フィリー造船所の買収から現在まで、フィリー造船所の成長戦略を主導してきた。
特に、彼は買収直後、フィリー造船所を単なる生産基地にせず、韓米造船協力の戦略拠点として育成するという意志を示してきた。 このためにフィリー造船所の力量を商船建造を越え、軍需・特殊船、エコ船舶などに拡張することに持続的な投資を続けてきた。
ハンファグループ関係者は“ハンファオーシャンとハンファ・フィリー造船所を通じ、韓米両国が共に「ウィンウィン」することに造船産業協力に焦点を合わせている”とし、“米国の造船業復活と関連した韓国内事業拡張を通じた働き口創出、造船産業生態系の強化、地域経済活性化で、事業報国創業精神を実践するだろう”と述べた。
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