28日午前9時6分頃、ソウル東大門区（トンデムング）、龍頭洞（ヨンドゥドン）にあるホームプラス東大門（トンデムン）店の地上駐車場に停まっていた車両から火が出た。
火は地上駐車場に駐車されていた乗用車のエンジンの部分でから出て、27分後には鎮火した。この火災で乗用車が完全に焼けたため近くに駐車していた車両も焼けたが、幸い人命被害はなかった。
車両の持ち主は火災当時、出勤途中だった。エアコンから煙が出ていたため、すぐに消防に通報したことが分かった。また車両の持ち主は煙を吸い込んで近くの病院に運ばれた。
消防当局によると、売り場は9時から営業を始めており、火災が起こった当時は地下1階と2階には40人余りが、地上1階と2階には50人余りがいたと言う。
火災が起こるとすぐにホームプラス側は売り場で「駐車場で火事が起こったので職員の指示に従って動いてください」と避難指示の放送を行った。
火災から14分後の午前9時20分頃には顧客全員が建物の外に非難したことが確認されたと消防関係者は伝えた。
イ・ドンソン東大門（トンデムン）消防署消防行政課長は「火災直後に建物の各階の防火シャッターが下りたため、煙は火災が起こった階のみに留まり、売り場の中には煙が全く入ってこなかった」として「建物の警報装置がすぐに作動し、売り場内の職員が直ちに避難し、スプリンクラーも正常に作動していた」と説明した。
（亜洲経済オンライン）
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