韓国と北朝鮮の経済協力事業、開城工業団地の操業中断の影響で南北交流が事実上、途絶していることが24日、分かった。
韓国統一部によると、5月の南北貿易額は32万ドル(約3145万円)となり、前月(2343万ドル)の約1%水準に落ち込んだ。開城団地への送電費用が26万ドル、資料収集のための定期刊行物輸入などが6万ドルだった。実質的な貿易は行われなかった。
人的交流は5月3日、開城団地から韓国に戻った7人を除くと1人もいない。
韓国政府が政治的な状況と関係なく、継続するとしていた人道的支援もなかった。
開城団地の操業再開のめどは立っておらず、南北交流の中断は当分続くとみられる。
(聯合ニュース)
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