韓国、政策金利を4カ月連続で据え置き

  • 韓国、政策金利を4カ月連続で据え置き

韓国銀行(中央銀行)は14日の金融通貨委員会で、政策金利を年2.75%に据え置くことを決めた。据え置きは4カ月連続。

北朝鮮核実験に伴うリスク拡大と為替レート問題が韓国経済を圧迫しているが、主要先進国の景気が改善の兆しを見せている上、輸出、消費者心理などが改善したことに対する期待が反映された。

韓国銀行の国内総生産(GDP)速報値をみると、昨年10~12月期の経済成長率は0.4%で期待に及ばなかったが、前四半期(0.1%)よりは改善した。1月の輸出も2桁の増加率を記録し、12月の鉱工業生産は前月より1%増え、4カ月連続で増加を維持した。1月の雇用は32万2000人増え、失業率は3.4%で前年同月より0.1%改善した。

対外環境も米国の消費・不動産景気回復や中国の高成長、ウォン・ドル相場の安定など、改善している。

ただ、北朝鮮のリスクと円安の影響で不確実性が拡大する可能性があり、一部からは今後の利下げを予測する見方が出ている。

(聯合ニュース)


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