日本マクドナルドホールディングスが９日発表した６月の既存店売上高は前年同月比１・４％減となり、３カ月ぶりに前年実績を下回った。客数も同２・０％減で１１カ月ぶりのマイナスだった。消費者の節約志向が反映したものとみられる。
６月は日本発の商品を打ち出す「日本の味」キャンペーンの一環であるハンバーガー商品「てりたま」をはじめ、「マックシェイクヨーグルト味」といった期間限定商品の発売などで売上拡大を狙った。
しかし、既存店の客数が１１カ月ぶりに前年水準を下回った点から、消費者の節約志向による「内食」傾向が影響したとみている。また、昨年同時期に行ったハンバーガー商品「クォーターパウンダー」の継続的な販売強化策を行った反動も出た。
ただ、客単価は０・６％増と、４カ月ぶりに前年実績を上回った。時間帯別で、ランチタイム（昼食時）に限っては既存店売上高や客数は前年実績を上回った。１店舗当たりの売上高も１・８％増えた。不採算店の戦略的閉鎖が売上減少に影響したものとみられる。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。
