2026. 11. 02 (月)

3年間進展のないティービング・ウェーブの合併問題

  • 合併賛成、運営コスト削減によるコンテンツ投資余力の確保

  • 合併反対、3年前と市場環境が変化…実利を考慮すべき

グラフィック=アジュ経済
[グラフィック=アジュ経済]

国内のオンライン動画サービス(OTT)であるティービングとウェーブの合併が3年間進展していない中、合併に関する意見が対立している。コンテンツ競争力と投資余力を確保するために合併が必要だという主張と、変化した市場環境において合併の実利を再評価すべきだという意見が対立している。

1日、業界によると、ティービングとウェーブの合併について利害関係者が依然として合意点を見出せていないことが明らかになった。両社は2023年12月に合併に向けた覚書(MOU)を締結したが、合併の議論を始めてから3年が経過しても、未だ合併を完了できていない。

事業協力は着実に拡大している。昨年6月には一つの料金プランで両社のサービスを利用できる「ダブル利用権」を発表し、今年3月からは毎週月曜日に主要なオリジナルコンテンツを供給している。

業界では、合併の必要性と実利について意見が分かれている。合併によってコンテンツ投資の余力を確保し、運営コストを削減すべきだという意見がある一方で、市場環境が変化したため合併による効果を再評価すべきだという見解も出ている。

合併の必要性を強調する側は、合併によってプラットフォーム運営にかかるコストを削減できると考えている。業界関係者は「現在、利用者は各プラットフォームで多様なコンテンツを期待している状況であり、両プラットフォームを統合すればコンテンツ投資の負担を軽減し、限られた資源を新規コンテンツ制作に集中させることで投資効率を高めることができる」と述べた。

合併の議論が始まって以来、市場環境が変化したため、事業的実利を再評価すべきだという意見も出ている。コンテンツ制作費や運営費の負担が大きい中で、両サービスを統合しても加入者数の収益がそれほど増加するわけではないという理由からである。

合併の主要株主である朴允英(パク・ユンヨン)KT代表も、7月に「コンテンツ市場が変わっているため、産業、会社、利益など考慮すべきことが多い」と述べたことがある。

すでに統合利用権やコンテンツ交流を通じて協力が十分であるという見方もある。合併なしでも一部のコンテンツを共同提供できる状況で、株式構造の調整やサービス統合にかかるコストを負担するほどの追加効果があるかどうかを検討する必要があるという意見である。

コンテンツ市場の成長鈍化も合併に影響を与える要因である。グローバルOTTサービスのネットフリックスは、先月全従業員の6%にあたる約1000人を削減すると発表した。これは、売上だけでなく加入者の成長も鈍化したためである。これは2022年以降、ネットフリックスが行った最大規模の構造調整である。

合併後の海外事業の方向性が明確でない点も課題である。ネットフリックスのように海外で独自のプラットフォームを運営し、加入者を確保する必要があるが、SBSやJTBCをはじめとする国内の放送事業者の多くがネットフリックスやディズニーなどのグローバルOTTと協力しているため、統合OTTの海外直接進出は事実上困難な状況である。

業界関係者は「コンテンツ産業で事業者が利益を上げるのはコンテンツ流通であり、ティービングとウェーブも海外直接進出を通じてプラットフォーム運営の経験を積む必要がある」と指摘した。続けて「しかし、現在の構造では海外直接進出が難しいため、ティービング・ウェーブの合併に対する積極的な支援を引き出すことも容易ではない」と付け加えた。



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