30日午後、ソウル成東区成数洞。歌手クルーシの公演が始まると、会場を訪れた観客の視線がステージに集中した。音楽とともにブランドブースを巡り、グッズを見ていた観客たちは、公演を楽しみながらネイバーが用意した祭りを満喫した。
ネイバーは成数でネイバープラスメンバーシップ利用者を対象に初のオフラインフェスティバルを開催した。ショッピングのポイント還元やオンラインコンテンツの購読を中心に提供してきたメンバーシップの特典を、ブランド体験や公演などの文化領域に拡張しようとする試みである。
ネイバーはこの日からソウル成東区成数洞で3日間、ネイバープラスメンバーシップ専用のオフラインフェスティバル「ネイバーフェスティバル」を開催する。ネイバーがメンバーシップ利用者との接点をオフラインに広げるために初めて設けたイベントで、観客数は1日1000人、合計3000人を予定している。
ショッピングやメンバーシップなどオンラインで体験してきたネイバーのサービスと文化公演が融合した今回の公演には、多くの利用者の注目が集まった。ネイバーペイ(Npay)で20万ウォン以上を決済したメンバーシップ利用者に配布された先行予約チケット3000枚は、40分で完売した。
ネイバーが準備したオフライン祭りは、入場口から既存のイベントとは異なった。観客はチケットを取り出す代わりに、顔を認識するだけで会場に入場した。これはネイバーペイのAI基盤の顔認識サービス「フェイスサイン」を活用したものである。
会場内に入ると、ファッションやビューティー、食品ブランドのブースが続いた。各ブースを巡りながら商品を体験し、QRコードを認識して代替不可能トークン(NFT)スタンプを集めるプログラムも用意された。収集したNFTはネイバーペイポイントなどの景品に繋がり、これも観客の関心を集めた。
ファッションブランドを直接体験できるスペースも目を引いた。ネイバーが昨年4月に発表したファッションブランドサービス「ノックイット(KNOKIT)」のショールームでは、秋・冬の新商品を直接試着し、気に入った商品はQRコードを通じてネイバーショッピングで購入できるようになっていた。オンラインで写真やレビューを見て商品を選んでいたネイバーショッピングをオフラインに拡張したものである。このほかにも、ネイバーとブランドが共同企画した限定商品やグッズ、食品・ビューティー・リビングブランドの体験スペースが会場各所に設けられていた。
ネイバーが初のオフラインメンバーシップイベントの場所として成数を選んだのは、若い消費者と多様なブランドが集まる空間という特性によるものである。シム・ジュンヨンネイバーブランドエクスペリエンスリーダーは「メンバーシップ利用者に還元特典だけでなく、さまざまなイベントを通じて文化的特典も提供しようとする意図がある」と述べ、「若い方々が多く関心を持つ場所であり、多様なブランドやポップアップストアが開かれる成数を初のイベント場所に選んだ」と語った。
今回のイベントはまた、ネイバーのメンバーシップを目に見える形で確認できる場でもあった。ネイバーが2020年に発売したネイバープラスメンバーシップは、ショッピングの還元特典を基に、ネットフリックス・スポティファイなどのコンテンツ提携や、買い物・配達・モビリティなどの生活サービスへと特典が拡大された。
ネイバーによると、メンバーシップの核心指標であるリテンションは95%程度で維持されている。メンバーシップ利用者のショッピング比率は非利用者の3倍以上である。これにより、ネイバーは今回のネイバーフェスティバルでメンバーシップを多様に紹介し、利用者との親密度を高める戦略を選んだ。オンラインで提供してきた検索・予約・ショッピング・決済サービスをオフライン空間でもつなげる実験である。
特にフェイスサインを通じた入場は、ネイバーペイのオフライン技術を実際の利用者接点で検証する手段として活用された。フェイスサインは出入認証と決済を、NpayウォレットはNFTを活用したチケットとイベント参加認証をそれぞれ担当している。
ネイバーは今後、コンサート会場のように多くの観客が一度に集まる環境で、顔認識認証とNFTを活用して入場手続きを簡素化し、安全性を高める方策も模索している。
ネイバーのオフライン拡張戦略はネイバーアリーナへと自然に繋がる。ネイバーは26日、インスパイアリゾートとアリーナ命名権及び戦略的パートナーシップを締結し、公演場の公式名称を「ネイバーアリーナ」と定めた。12月にはテニスのトーナメント「ネイバー×現代カード・ザ・シックス」を皮切りに、さまざまなイベントを推進する計画である。
イ・ジェフネイバーエンターテインメント部門長は「フェイスサインとNFTをうまく組み合わせて、どのような体験を作れるか実験していく」と述べ、「ネイバーアリーナでも今日のイベントで披露した技術を複合的に活用し、スマートアリーナのような体験を作っていく」と語った。
* この記事はAIによって翻訳されました。
