2026. 10. 19 (月)

政府の購入した革新製品、3件中1件が結果報告書未提出

  • 期限内提出率は68.1%にとどまる…839億円事業の事後管理に懸念

写真=チャットGPT
[写真=チャットGPT]
調達庁の予算で購入された革新製品の3件のうち1件は、事後結果報告書が期限内に提出されていないことが明らかになった。報告書未提出の事例も出てきており、政府予算で購入された製品の事後管理の不備が指摘されている。

18日、国民の力の金相勲議員の事務所が調達庁から提出を受けた資料によると、昨年の革新製品の試験使用完了報告書の期限内提出率は68.1%と集計された。2021年と2022年は100%だった提出率は、2023年には97.6%、2024年には79.1%を経て、昨年は68.1%まで低下した。今年8月時点の提出率も68.3%にとどまった。

革新製品の試験購入は、調達庁が革新製品を購入し、需要機関に提供することで、該当機関が現場で性能と品質を検証する事業である。需要機関は試験使用終了後1ヶ月以内に完了報告書を提出しなければならない。調達庁は提出された報告書を基に製品評価を行う。

期限を過ぎて提出された「遅延」報告書も急増している。2023年には11件だった遅延提出の事例は、昨年148件に増加し、約13.5倍となった。一方、結果報告書提出対象は2023年466件、2024年464件、2025年473件と、ほぼ同水準を維持している。

昨年から未提出の事例が見られ始め、今年8月末時点で未提出の報告書は合計22件に達した。これらの製品の契約金額は約34億円に上る。

特に契約金額が1億円以上の未提出事例は9件で、約27億円に達した。これは全体の未提出金額の81.5%を占める。主要な未提出機関には、ソウル住宅都市公社や大韓貿易投資振興公社(コトラ)、国立癌センターなどの公共機関や国家機関が名を連ねている。

結果報告書を基にした調達庁の審査結果も成功一辺倒であるとの指摘がある。調達庁の年度別試験事業評価では、審査件数に対する「成功」判定比率は2021年度100%以降、毎年90%を超えている。ただし、「不十分」判定比率は2023年9.3%、2024年と2025年にはともに1.5%に急減した。今年8月時点では0.5%にとどまっている。

その中で、革新製品試験購入のための予算規模は拡大している。今年編成された予算は839億円で、昨年の529億円から約1.6倍増加した。来年度の政府革新製品試験購入予算案には1130億円が編成された。

報告期限を過ぎたり報告書を提出しなかった需要機関に対して、実際にどのような制裁が行われたのかは確認されておらず、結果報告書の提出管理について疑問が呈されている。

金相勲議員は「革新製品試験購入予算は1年で1.6倍に増えたが、34億円相当の製品を使用した機関が完了報告書22件を8月末までに提出しなかったことは深刻な管理不備である」とし、「成果検証もなしに予算だけを増やすのは支援ではなく放置である」と指摘した。

金議員は「調達庁は報告義務を怠った機関に対して実効性のある制裁措置を講じるべきである」と述べた。




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