2026. 08. 12 (水)

コロンビアで発生した深さ100㎞の地震、111人死亡

コロンビア地震後ペレイラで崩れた建物の写真 AFP=聯合ニュース
コロンビア地震後ペレイラで崩れた建物 [写真 AFP=聯合ニュース]

コロンビア西部を襲った規模7.4の強震により、100人以上の死者が出ている。震源が地下100㎞を超える深さで発生したにもかかわらず、大きな被害が出た背景に関心が集まっている。

11日、AP通信やロイター通信によると、規模7.4の地震は10日午前7時34分(現地時間)、コロンビアのチョコ州サンホセ・デル・パルマル近くで発生した。アメリカ地質調査局(USGS)は震源の深さを107㎞と分析している。これは21世紀に入ってからコロンビアで観測された最も強力な地震である。

この地震により、少なくとも111人が死亡し、87人が負傷したと報告されている。コロンビア政府によれば、約1600棟の建物が被害を受け、そのうち少なくとも61棟が完全に崩壊した。ペレイラ、カリ、キブド、マニサレスなどの西部地域で被害が相次いでいる。

通常、震源が深いほど地表で感じる揺れは弱くなる。USGSによると、同じ規模の地震であれば、震源から距離が遠くなるほど揺れは弱くなるため、深さ500㎞で発生した地震の地表の揺れは、深さ20㎞で発生した場合よりもはるかに弱いと説明している。

今回の地震の深さ103~107㎞は、地震学的には「中深度地震」に該当する。USGSは地震を深さに応じて0~70㎞の浅発地震、70~300㎞の中深度地震、300~700㎞の深発地震に分類している。したがって、今回の地震は浅い地震に比べて地表までの距離がかなり遠かった。

それにもかかわらず、広範囲にわたって強い揺れが発生した背景には、規模7.4という地震自体の大きさが挙げられる。地震の規模は対数スケールで表示され、USGSによれば、規模が1増加するごとに地震波の測定振幅は10倍、放出されるエネルギーは約32倍になる。震源が深いため地表に伝わる揺れが減少しても、地震自体から放出されたエネルギーが非常に大きかったことを意味する。

 
10日現地時間コロンビアカリで発生した地震で崩れた建物の山の中で住民と救助隊が生存者を捜索している。この日コロンビアを横断した規模7.4の強震で少なくとも111人が死亡し、1500棟以上の建物が損壊し、多くの人々が埋まっていると推定される。写真 AFP=聯合ニュース
10日(現地時間)コロンビアカリで発生した地震で崩れた建物の山の中で住民と救助隊が生存者を捜索中である。この日コロンビアを横断した規模7.4の強震で少なくとも111人が死亡し、1500棟以上の建物が損壊し、多くの人々が埋まっていると推定される。 [写真 AFP=聯合ニュース]

スザン・バンデリ米ノースウェスタン大学の地震学者は、今回の地震がかなり深い場所で発生したため、理論的には地表の揺れが相対的に小さくなるはずだが、規模が非常に大きいため実際には強い揺れを引き起こしたとロイターに伝えた。彼は、大きな規模と内陸で発生した点、横ずれ断層運動などが人口密集地域の被害を拡大させた要因である可能性を示唆した。

地震の被害は震源の深さや規模だけでは決まらない。USGSは特定の地域で実際に感じられる地震の「震度」が断層破裂地域との距離だけでなく、破裂が進行した方向やその地域の地表の地質など、さまざまな条件によって異なる可能性があると説明している。同じ地震でも場所によって揺れや被害の程度が異なることを意味する。

一方、コロンビア地質調査局は、今回の地震以降、10日遅くまでに21回の余震を観測しており、追加の余震が続く可能性があると発表した。



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