2026. 08. 07 (金)

[中国株式市場の終値] 利益確定による調整...デジタル通貨セクターが強い

6日中国上海総合指数の変動推移
6日中国上海総合指数の変動推移 [写真=通華循経]
2取引日間上昇していた中国株式市場は、この日、混合相場を示した。利益確定の売りが出たことから、株式市場は調整を見せた。この日の上海総合指数は0.56%上昇し3900.35、深セン成分指数は0.24%下落し14110.12、創業板指数は0.55%下落し3515.56でそれぞれ取引を終えた。

アメリカ株式市場でAIセクターへの投資心理が回復したことから、過去2取引日間、中国の技術株も上昇していた。しかし、前日アメリカの技術株が調整を受けたため、中国株式市場も調整を受ける形となった。中国の半導体セクターはこの日下落したが、これまで調整を受けていたAIソフトウェア、インターネットプラットフォーム、AI応用分野には安値買いが入ったため、わずかに下落にとどまった。

また、7日に発表されるアメリカの非農業部門雇用者数(NFP)を前に、投資家が様子見をしていることもこの日の調整の原因とされる。民間雇用が不振であれば、アメリカ経済の減速が現実化する可能性がある。この不確実性が指摘され、投資家は市場を見守った。

華泰証券はこの日、報告書を通じて「短期的に市場に共感が形成されず、方向性を失った様子が見られ、トレンド的な反発は8月下旬に行われる可能性がある」とし、「ビッグテックの業績発表が技術株の新たな上昇局面を形成するかどうかを決定するだろう」と説明した。続けて「今後は投資規模ではなく、業績の可視性が高いセクターに投資が集中するだろう」と付け加えた。

この日、特徴的な銘柄としてデジタル通貨関連株が大幅に上昇した。飛天誠信、恒宝股份、楚天龍などがストップ高を記録した。中国国務院が5日に発表した『小売業の革新発展加速に関する意見』において、小売業者のデジタル転換を支援する必要があるとの内容が強調され、関連株に好材料となった。発表には全過程のデジタル化や外国人のショッピング・決済の利便性向上に関する内容が含まれていた。

また、石炭関連株も強い動きを見せた。昊華エネルギー、大有エネルギーなどがストップ高を記録した。5日、動力炭価格指数が上昇したとの集計が出たことから、石炭株に好材料となった。5500キロカロリー製品はトン当たり5元上昇し839元で取引された。石炭価格が持続的に強含みを見せており、石炭企業の収益性が大幅に改善されている。また、一部の炭鉱が安全点検に入っているため、市場では供給不足の懸念も出ている。

一方、中国人民銀行はこの日、ドルに対する人民元の基準為替レートを6.7889元と発表した。これは前日比0.0006元上昇したもので、人民元の価値としては0.009%下落した。



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