2026. 08. 07 (金)

日本、初の消費税引き下げ…食料品は8%から1%へ

  • 2027年から2年間…中・低所得層は「実質0%」

  • 年間5兆円の財源対策は未定…円安・国債市場の不安懸念

高市早苗日本総理の写真
高市早苗日本総理[写真=AFP・聯合ニュース]


日本政府は食料品の消費税率を現行の8%から1%に引き下げる方針を決定した。法案が通過すれば、1989年の消費税導入以来初めての税率引き下げとなる。高い物価に苦しむ家庭の負担を軽減することが目的だが、2年間で10兆円(約90兆ウォン)に達する財源が必要にもかかわらず、具体的な調達策は示されていない。財政悪化の懸念が長期金利の上昇や円安を招き、減税効果を相殺する可能性が指摘されている。

日本政府は5日、臨時閣議でこの方針を確定した。引き下げの対象は酒類や外食を除く食料品で、2027年4月から2年間の期間限定で適用される。関連法案は今秋の臨時国会に提出される予定だ。

中・低所得層には食料品消費税1%に相当する支援金が所得に応じて支給される。支給対象は一定の労働所得があり、税金・社会保険料を負担する個人である。日本政府はこれにより中・低所得層の食料品消費税負担を「実質0%」にする考えだ。政府はこのような減税と支援を2029年度から本格導入される所得連動型支援制度が始まるまでの間、期間限定で実施する。

高市早苗総理は「税金や社会保険料、高物価で困難を抱える中・低所得層の負担を軽減することが今最も重要な課題」と述べ、今回の措置の必要性を強調し、今秋の臨時国会で関連法案の早期通過を推進すると明らかにした。日本政府は今回の減税により国民1人当たり年間3万6000円の負担軽減効果があると試算している。

読売新聞によると、食料品の物価は引き続き上昇している。6月の全国消費者物価指数では、生鮮食品を除く食料品が1年前と比べて3.1%上昇した。家計消費支出における食料品費の割合を示すエンゲル係数は2025年に28.6%となり、1981年以来の高水準となった。日本政府は低所得層ほどエンゲル係数が高いため、減税によって生活を支援できると説明している。

朝日新聞によると、年収300万~400万の世帯は今回の税率引き下げにより年間の税負担が約4万7000円減少する。しかし、原材料費や人件費、物流費の上昇が続けば、税率引き下げ分だけ食料品価格が下がらない可能性もある。

減税の恩恵が均等に行き渡らないとの指摘もある。共働きなど労働者2人以上の世帯を基準にすると、食料品消費税負担額は年収200万以下の世帯が年4万6000円程度、1500万超の世帯が8万8000円程度で約2倍の差がある。一方、所得に占める負担割合は200万以下の世帯が2.2%で、1500万超の世帯(0.5%)の4倍以上となる。所得に対する負担は低所得層がはるかに大きいが、税率を一律に引き下げると減税額は高所得層により多く還元される構造となっている。
 

財源調達の懸念


より大きな課題は財源である。日本経済新聞(ニッケイ)によると、食料品消費税引き下げと中・低所得層支援のためには年間5兆円、2年間で10兆円規模の財源が必要だ。日本政府は赤字国債に依存せず、法人税などの税制減免や補助金事業を見直して財源を確保するとしているが、具体的な方策は示されていない。

政府・与党では、外国為替市場介入に必要な資金を運用する外国為替資金特別会計の余剰金を減税財源として活用する案も挙がっている。2025年度の余剰金は5兆565億円で、そのうち70%はすでに一般会計に繰り入れられ、防衛費などに使われている。日本政府は年末に国家安全保障戦略を改定し、防衛費をさらに増やす計画であり、追加の財源も必要な状況である。与党内では為替介入に伴うドル売却収入に期待を寄せる声もあるが、木原誠二官房長官はこれを財源として活用することはできないと線を引いた。

財源問題は市場にも波及している。読売新聞は具体的な財源確保策が整わなければ、財政悪化の懸念から長期金利が上昇し、円安が進行する可能性があると指摘している。円安によって輸入物価が上昇すれば、消費税引き下げによる家計負担軽減効果が相殺される恐れがある。

アメリカも今回の減税に対して否定的な反応を示している。ニッケイによると、匿名を条件に取材に応じたトランプ政権の高官は、日本の消費税減税について「選択肢は減税を実施するかインフレ抑制策を講じるかの二つだ。私なら後者を優先する」と述べた。アメリカ当局が懸念しているのは円安よりも日本国債の売却である。この高官は、日本の金利が世界金利の『錨』の役割を果たしてきたとし、日本の金利上昇が主要国の長期金利をさらに引き上げるリスクがあると指摘した。木原官房長官は5日の記者会見で「減税の目的と財源確保方針を丁寧に説明する」と述べ、アメリカの理解を求める意向を示した。

外食業界の懸念も高まっている。スーパーマーケットの弁当・惣菜やパッケージ食品には1%の税率が適用される一方、飲食店での食事には現行の10%が維持されるため、外食業者が価格競争で不利になる可能性がある。朝日新聞によると、一部の外食業者はテイクアウト専用商品の開発に乗り出している。日本フードサービス協会など外食業界の4団体は、政府にレジシステム変更費用の支援やプレミアム商品券発行などによる需要喚起を求めている。

農家の負担も増加する。日本の農家の多くは年商1000万以下の免税事業者であり、農産物販売に含まれる消費税を納付していない。食料品消費税が引き下げられると売上は減少する一方、肥料や農機具を購入する際に支払う消費税はそのままで、還付制度がない状態では負担が増す。日本政府は農業従事者や外食業界への支援策も検討している。

2年後に消費税率を再び8%に引き上げることができるかも政治的な争点となっている。高市総理は「2年後、私が責任を持って税率を元に戻す」と述べた。しかし、税率の戻しに先立つ2028年夏の参議院選挙で事実上の増税を掲げて有権者の支持を得るのは容易ではないとの見方も出ている。

当面、減税法案の通過の可否も不透明である。与党は参議院で過半数の議席を確保していないため、今秋の臨時国会で関連法案の処理に難航することが予想される。自民党内にも意見の相違が残っている。自民党は5日、臨時総務会で今回の方針を満場一致で承認したが、減税に反対している一部の議員は会議に不参加であった。総務会の構成員25人のうち9人が席を外していた。





* この記事はAIによって翻訳されました。
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