2026. 07. 31 (金)

ソウルの無学女子高・聖心女子中高など8校が男女共学に転換…同窓生の反発は「火種」

  • ソウル市教育庁、申請した11校のうち8校を承認…2027年に7校、2028年に1校が転換

  • 学齢人口の急減に伴う適正規模の学校育成と遠距離通学の不便解消が期待される

  • 更衣室・保健室の拡充など施設改善費を支援…無学女子高同窓会は反対集会を続ける

7月20日、ソウル特別市教育庁前で無学女子高の男女共学転換反対のデモを行っている無学女子高同窓会の様子。
7月20日、ソウル特別市教育庁前で無学女子高の男女共学転換反対のデモを行っている無学女子高同窓会の様子。 [写真=白頭山記者]
学齢人口の崖時代を迎え、ソウル市内の単性学校の男女共学転換が加速している。無学女子高、聖心女子中高など8校が2027年と2028年に男女共学に転換することが確定した。しかし、長い伝統を持つ女子高の同窓生たちの激しい反発が続いており、共学転換が定着するまでの道のりは険しいと予想される。

ソウル特別市教育庁は、2027~2028学年度の男女共学転換を申請した11校のうち8校を転換対象学校として最終決定したと30日発表した。今回の共学転換は、学生数が急減する現実において学校の適正規模を維持し、特定地域の学生の遠距離通学の不便や性比不均衡問題を解消するために推進された。

ソウル市教育庁は、5月に申請を受け付けた11校(中学校5校、高校6校)を対象に、学生配置の条件、共学転換の必要性、学校運営委員会の審議手続き、施設の現状などを多角的に検討してきた。

その結果、合計8校の共学転換が「適正」として最終決定された。2027学年度の転換対象は、正苑女子中、聖心女子中、信正女子中、無学女子高、ソウル信正高(特性化高校)、漢陽中、漢陽科学技術高(特性化高校)など7校であり、2028学年度の転換対象は聖心女子高1校である。

一方、徽京女子中・高や松曲高など3校は、近隣学校との連携推進の必要性や配置条件などの理由で今回は承認されず、「中長期検討」対象に分類された。教育庁は今後の状況変化に応じて、これらの学校の共学転換再推進を検討する予定である。

ソウル市教育庁は、共学に転換される8校が円滑に新学期を迎えられるよう支援策も講じた。男女学生が不便なく生活できるよう、各学校の事業規模に応じてトイレ、保健室、更衣室などの便宜施設の拡充及び改善のための施設事業費を差別的に支援する。

さらに、学校構成員の適応を助け、安定した生活指導を行うために、いわゆる「転換支援金」として各学校に3年間で総額3億ウォン(運営費2億4千万ウォン、人件費6千万ウォン)を計上して支給する計画である。共学転換に伴う校名変更の承認や条例改正など、開校前に必要な各種行政手続きも適時に完了できるよう積極的に支援する。

鄭根植ソウル市教育監は「今回の男女共学転換の確定により、学生の通学条件が一層改善され、需要者中心の教育環境が整備されることを期待する」と述べ、「今後も学齢人口の変化に先手を打って、ソウル教育の競争力を高め、学生の学習権を保障していく」と語った。

しかし、このような教育庁の計画の裏には厳しい対立が存在する。特に1940年に開校し、86年の伝統を持つ無学女子高の場合、同窓会の反発が激しい。

学校側は、持続的な学生数の減少により来年には学級数をさらに減らさなければならない危機であり、高校学点制など円滑な教育課程運営のために共学転換が「避けられない選択」であると強調している。実際、無学女子高の学生数は2023年521人から2026年406人に22.1%も急減した。

しかし、無学女子高同窓会と一部の在校生は「十分な公論化手続きなしに86年の伝統のアイデンティティを損なう一方的な推進」として強く反発している。

同窓生たちは『無学女子高男女共学転換反対緊急対策委員会』を結成し、教育庁前や地域社会で大規模な抗議集会や署名運動を続けている。梅雨の雨や猛暑の中でも何度も街に出た同窓生たちは「学生数減少の原因を学校自体ではなく教育行政に求めるべきだ」とし、鄭根植教育監との面談及び転換撤回を強く求めている。



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