2026. 06. 22 (月)

米・イラン代表団、スイスに集結…終戦MOU後の協議が始まる

  • バンス・ガリバフらスイスに集結…MOU後の実施・経済緩和について議論の見通し

JDバンス米国副大統領を乗せた車列が21日現地時間スイスルツェルン近郊オービュルゲンのビュルゲンシュトックリゾートに到着した。写真AP・聯合ニュース
JDバンス米国副大統領を乗せた車列が21日(現地時間)スイスルツェルン近郊オービュルゲンのビュルゲンシュトックリゾートに到着した。 [写真=AP・聯合ニュース]
米国とイランの代表団が21日(現地時間)にスイスで会談するために集結し、終戦に関する覚書(MOU)に基づく後続協議が始まる見通しとなった。

ロイター通信によると、米国側の交渉代表であるJDバンス副大統領は、イラン代表団との会談のために同日午前5時59分にスイスに到着した。

その前に、スティーブ・ウィトコフ中東特使やドナルド・トランプ大統領の義理の息子であるジャレッド・クシュナーらが先にスイスに到着し、バンス副大統領も同日現地に合流したことで、米国側の主要な交渉関係者が会談場所に集まった。

モハマド・バゲル・ガリバフイラン議会議長が率いるイランの交渉代表団も前日にスイスに到着した。これにより、両国間の後続協議の準備が本格化する様子が見られる。

終戦交渉の仲介国であるパキスタン外務省は、前日声明を発表し、21日にスイスで両国間の対面実務級会談が行われることを確認した。

MOU締結後初の実務会議では、レバノン問題が主要な議題の一つとして取り上げられる見込みである。イスラエルが米国とイラン間の終戦合意直後にもレバノンへの空爆を続けているため、当初19日にスイスで開催される予定だった両者の初の実務協議が延期されたことから、レバノン問題は今回の会談の核心的な争点として浮上した。

バンス副大統領はスイス出発前、アンドルーズ合同基地で記者団に対し、「2日ほど交渉を進める予定であり、核問題とレバノンの停戦問題で進展があることを期待している」と述べた。

ただし、実際の交渉の重心は、17日に締結されたMOUの後続実施策に合わせられる見込みである。

特に、イランの交渉団には経済・金融分野の関係者が多数含まれているとされ、米国の対イラン制裁緩和や海外に凍結された資産へのアクセス拡大問題を集中的に議論する狙いがあるとの分析が出ている。

イランのメフル通信によると、イラン代表団にはアバス・アラグチ外務大臣をはじめ、アブドゥル・ナセール・ヘマティ中央銀行総裁、ハミド・ボルド石油副大臣兼イラン国営石油公社社長などが含まれている。

エスマイル・バガイ外務省報道官はイランの放送とのインタビューで、交渉団がスイスに向かう理由について「相手方の義務履行を求めるためであり、最終合意に向けた交渉は1項、4項、5項、10項、11項に基づく義務履行が始まる時に行われる」と強調した。

バガイ報道官が言及した1項は、すべての戦線での軍事作戦を即時かつ恒久的に終了する内容を含んでいる。4項と5項はそれぞれ、米国のイランに対する海上封鎖の解除と60日間のホルムズ通行料免除を規定した条項である。

10項と11項には、米国のイラン産原油輸出および経済活動に対する制裁免除の約束、イランの凍結資産の即時解除に関する内容が含まれているとされる。

なお、今回の交渉は米国とイランに加え、パキスタンとカタールが仲介者として参加する4者会談形式で進められる見通しである。

パキスタン外務省は声明で、今回の実務級会談に米国とイランの代表団、パキスタン・カタールの仲介者が参加すると発表した。



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