アメリカ上院は13日(現地時間)、ワシ候補者の連邦準備制度議長承認案を賛成54票、反対45票で可決した。共和党は上院議員53人全員が賛成票を投じ、民主党ではジョン・フェーターマン議員のみが賛成票を投じた。カースティン・ジリブランド議員は投票を行わなかった。
ワシはパウエル議長の後を受けて連邦準備制度議長職を引き継ぐ。パウエル議長の任期は15日に終了する。ワシは来月16日から17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を初めて主宰する。連邦準備制度理事にはスティーブン・マイロン前理事が担当していたポジションを引き継ぐ。
物価に阻まれた早期引き下げ期待
市場の関心は、ワシがどれだけ早く金利引き下げに舵を切るかに集中している。トランプ大統領はこれまで、パウエル議長が金利引き下げを遅らせ、政府の経済政策に負担をかけていると公然と批判してきた。ワシの指名もこの流れの延長線上にあると解釈されている。
しかし、物価指標はワシの行動の幅を狭めている。アメリカの4月消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.8%上昇し、3月よりも上昇幅が大きくなった。生産者物価指数(PPI)は前年同月比で6.0%上昇し、2022年12月以来の最高上昇率を記録した。アメリカとイランの戦争によるエネルギー価格の上昇も物価負担を増加させる要因である。
ワシは高い物価にもかかわらず金利引き下げの余地があるという論理を展開している。人工知能(AI)による生産性向上が物価圧力を低下させ、連邦準備制度の長期債保有縮小が短期金利引き下げの余地を生む可能性があるという主張である。既存の物価指標よりも実際の価格動向をより正確に示す代替指標を政策判断に反映すべきだという問題意識も持っている。
ただし、この論理がすぐに政策転換につながるには検証が必要である。AIの生産性効果が短期間で物価安定に結びつくかは不確実である。期待される資産価格の上昇が消費を刺激すれば、逆に短期的な物価を押し上げる可能性があるという反論も存在する。長期債保有縮小と短期金利引き下げを結びつける主張も連邦準備制度内部の研究を経る必要がある。
政治的な負担も変数として残っている。ワシは公聴会で連邦準備制度の独立性を強調したが、承認投票は政党ごとに明確に分かれた。パウエル議長が議長職を退いた後も連邦準備制度理事職を維持することにした点は、トランプ政権と連邦準備制度の緊張関係がまだ終わっていないという信号と解釈される。
金利よりも先に浮上した連邦準備制度の改編
このような状況の中で、ワシの初期の行動は金利よりも連邦準備制度の運営方式の改編に焦点を当てる可能性が高い。彼は過去に連邦準備制度の大規模な債券購入と市場介入に批判的な立場を示してきた。現在の連邦準備制度の保有資産は6兆7000億ドル(約9980兆円)に達している。ワシは就任後、バランスシートの縮小、銀行の準備金制度、物価測定方法、金融政策のコミュニケーション方法などを内部で検討することが予想される。
最初に手を付ける可能性が高い分野は連邦準備制度の『コミュニケーション方法』である。ワシはFOMC委員の金利予測を点で示す点図と四半期ごとの経済見通し要約(SEP)に懐疑的な視点を持っている。記者会見と先行的な案内が市場を過度に一方向に束縛するという問題意識も持っている。
しかし、点図と記者会見はすでに市場期待を管理する重要な手段として定着しているため、市場の専門家は全面的な廃止よりも縮小・改編の議論が先に行われると見ている。
改編の速度も調整される可能性が高い。ワシと2006年から2009年まで連邦準備制度理事として共に働いていたランドル・クローズナーシカゴ大学教授はロイターに対し、「彼は市場を揺さぶりたくない」と述べ、「やりたいことは多いが、一つずつ処理するのに時間がかかるだろう」と語った。続けて、「突然バランスシートを4兆ドル(約5960兆円)に減らすというわけではない」と述べた。
* この記事はAIによって翻訳されました。
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