![日本広島にある呉海上自衛隊基地[写真=ゲッティイメージバンク]](https://image.ajunews.com/content/image/2026/05/06/20260506165312142549.jpg)
日本政府はフィリピンへの海上自衛隊の中古護衛艦輸出に向けた協議を開始した。これは、先月21日に日本が殺傷能力を持つ防衛装備の輸出を事実上許可した後、初めての事例である。日本は東南アジアを中心に防衛産業の輸出拡大と安全保障協力の構築を進めており、韓国の防衛産業との競争の可能性も指摘されている。
6日、読売新聞・日本経済新聞・朝日新聞によると、小泉進次郎防衛相は5日、フィリピンのマニラでギルベルト・テオドロ国防長官と会談し、海上自衛隊の中古護衛艦輸出に向けた実務協議体を設置することで合意した。両国は防衛装備・技術協力拡大のための共同声明にも署名した。
輸出対象としては、海上自衛隊の「あぶくま型」護衛艦が挙げられている。これは1989年から1993年にかけて就役した6隻の艦艇で、対潜・対艦ミサイルや魚雷を搭載可能な多目的護衛艦である。就役から30年が経過し、日本防衛省は順次退役を進めている。協議体では護衛艦以外にも海上自衛隊の練習機「TC90」の移転問題や教育・訓練、整備・運用など包括的な装備協力案も議論される。
今回の協議は、日本政府が先月21日に防衛装備移転3原則運用指針を改正し、輸出可能品目を「救難・輸送・警戒・監視・掃海」の5分野に限定していたいわゆる「5タイプ」を廃止した後、初めて行われる本格的な事例である。改正により、殺傷能力を持つ護衛艦の輸出が原則的に可能となった。
輸出が実現すれば、規制緩和後の初事例となると朝日新聞は伝えた。小泉防衛相は会談で制度改正に関連し、「地域と世界の平和と安定に対する日本の貢献をさらに強化する」と説明し、テオドロ長官はこれに対する支持と期待を示した。
両国が安全保障協力を強化する背景には、中国の海洋進出拡大がある。日本とフィリピンは共同声明で中国を直接言及し、東シナ海と南シナ海での「威圧的活動」に対して「深刻な懸念」を共有すると述べた。両国は「力による一方的な現状変更の試みに強く反対する」という立場も再確認した。
一方、日経は今回の協力が単なる武器輸出を超え、日本の戦略的拠点拡大にもつながると分析した。フィリピンが日本の護衛艦を導入すれば、自衛隊艦艇を整備できる施設を現地に構築でき、東南アジアでの海上自衛隊の活動基盤が拡大するという。緊急時には自衛隊戦力を分散運用する効果も期待できる。
日本政府は最近、フィリピンとの安全保障協力を急速に拡大している。日本が「政府安全保障能力強化支援(OSA)」を通じて提供した沿岸監視レーダーは今年フィリピンに配備され、現在は情報処理・指揮統制システムの輸出も調整中と朝日新聞は伝えた。フィリピンは敵航空機と巡航ミサイルを迎撃する日本陸上自衛隊の「03式中距離地対空誘導弾」にも関心を示しているとされる。
ただし、輸出実現までには制度的課題が残っている。フィリピン側は無償または廉価譲渡を希望しているとされ、この場合、自衛隊法改正が必要である。日本政府は来年の通常国会で法改正を推進する方針だと読売・朝日新聞は伝えた。
日本の安全保障協力拡大はフィリピンにとどまらない。高市総理は4日、オーストラリアで首脳会談を行い、日本の「もがみ型」護衛艦(改良型)を基にしたオーストラリア海軍の新型艦を共同開発する事業を順調に進めることを決定した。同日、フィリピン北部では米国とフィリピンの大規模合同訓練「バリカタン」に自衛隊が今年初めて本格参加した。日本・米国・フィリピンにオーストラリア、ニュージーランド、フランス、カナダを加えた7カ国から計1万7000人が参加し、自衛隊は約1400人を派遣した。
日本の防衛産業輸出拡大が韓国防衛産業との競争につながる可能性も指摘されている。朝日新聞が引用したレナト・デカストロフィリピンデラサル大学教授は「日本製品は高価であり、韓国防衛産業がすでにフィリピンで足場を固めているため、競争は避けられない」とし、「輸出した武器の整備体制も課題」と指摘した。韓国はこれまでFA-50軽攻撃機や護衛艦などをフィリピンに輸出し、防衛産業協力を拡大してきた。
ただし、日本国内では武器輸出に積極的な政権に対する批判も出ている。朝日新聞によれば、日本憲法記念日の3日に開かれた護憲派集会で田村智子共産党委員長は日本が「死の商人国家」になっていると批判した。平和憲法の下で維持されてきた戦後日本の「専守防衛」原則が揺らいでいるとの懸念も出ている。
* この記事はAIによって翻訳されました。
