2026. 05. 07 (木)

国民成長ファンドの特典、政策ファンドの悪循環を断ち切るか

  • 国民参加成長ファンド、22日から3週間販売

  • 所得控除と分離課税、損失責任構造まで

  • ニューディールファンド改善、実質収益率向上効果

写真金融委員会
【写真=金融委員会】

税制支援と損失支援など「歴代級の特典」を掲げた国民参加型の国民成長ファンドが今月末に本格販売される。過去のニューディールファンドの限界を補完し、投資誘因を大幅に強化したため、実際の資金流入と投資成果に繋がるかが成功の鍵となる。

金融委員会は国民参加成長ファンドが22日から来月11日まで3週間、25の銀行・証券会社の窓口とオンラインで販売されると6日に発表した。個人販売額は総額6000億ウォンで、売り切れ次第終了する。加入限度は1人当たり年間1億ウォンで、最低加入額は0~100万ウォンの間で販売会社によって異なる。ただし、満期5年間は中途換金が不可能であるため、投資には慎重を期すべきである。

今回のファンドは所得控除など税制支援が最大の特徴である。投資額3000万ウォンまでは40%、3000万ウォン超~5000万ウォン以下は20%、5000万ウォン超~7000万ウォン以下は10%の控除率で最大1800万ウォンまで所得控除を受けられる。また、配当所得は5年保有時に9%で分離課税される。

ファンドの主な投資対象は半導体、未来車、AIなどの先端戦略産業企業とその関連企業である。国民成長ファンドを運用する10の子ファンドは、結成金額の60%以上をこれらの分野に投資しなければならない。残りの40%は運用会社が自由に投資できる。

国民参加成長ファンドは民間資金を誘導し、未来成長産業に供給する意図だが、政策ファンド特有の限界が繰り返される可能性があるとの懸念も少なくない。過去に類似の形で発売された政策ファンドが期待に応えられなかったためである。

代表的には、2021年に文在寅政権下で発売されたニューディールファンドの一般国民平均収益率は年2.37%で、市中銀行の預金金利水準に留まった。これも財政が損失を優先負担したもので、財政資金を除いた実際の子ファンド10個の平均収益率は0.75%に過ぎなかった。

一度投資するとまとまった資金が長期間拘束される構造も同様である。ニューディールファンドは満期4年だったが、今回の国民成長ファンドは満期5年で換金禁止型ファンドである。投資後3年以内に譲渡すると減免税額相当額が追徴される。

今年に入り4ヶ月間でコスピ上昇率が56.6%であることを考慮すると、5年累積30%の目標収益率が魅力的に見えない可能性があるとの評価もある。コスピがこの日7300を突破したため、高値進入に対する負担感があるかもしれないとの分析である。

ナ・ヘヨン金融委国民地域参加支援課長は「ニューディールファンドを改善し、今回は子ファンドの投資戦略と方法をより多様に構成しようとした」と述べ、「財政が20%範囲で各子ファンドの損失を優先負担し、税制特典を付与して投資者の実質収益率が向上する効果がある」と語った。





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