![[写真=暁星重工業]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/25/20250925112449538511.png)
データセンターとAI拡散、老朽化した電力網交替でグローバル超高圧遮断機の需要が急増する中、暁星重工業が昌原(チャンウォン)とインド・プネーに大規模生産設備増設に乗り出す。 生産能力を大幅に増やし、世界市場攻略に拍車をかけるという戦略だ。
暁星重工業は24日、慶尚南道昌原に輸出用超高圧遮断機専用工場を新築し、関連設備を増設するために計1000億ウォンを投資すると24日、明らかにした。 新築工場は2026年上半期の完工を目標にし、稼動時の生産能力が既存対比約1.5倍拡大される。 420kV、550kV、800kV級の輸出専用超高圧遮断機を生産し、米国、欧州、中東などグローバル市場に供給する計画だ。
また、耐電圧試験機など試験設備の拡充と絶縁物(電気遮断材料)製造設備の増設も並行する。 これを通じ、遮断機の核心部品まで自主的に拡大生産し、サプライチェーンの安定性と原価競争力を高めるという構想だ。
今回の投資は、データセンターやAI産業の拡散による電力需要の増加、先進国の老朽化した電力インフラの買い替え需要など、グローバル市場環境の変化を反映したものだ。 グローバル市場調査機関のフォーチュン·ビジネス·インサイトによると、2024年224億7000万ドル規模だったグローバル遮断機市場は年平均8.3%成長し、2032年には428億5000万ドルに達する見通しだ。
暁星重工業はインド現地の遮断機工場の増設も推進中だ。 インドの電力市場で超高圧遮断機分野のシェアが高い暁星重工業は、最近急激に増えた電力需要に対応するため、プネー工場の生産能力を拡大することにした。 インドは世界3位の電力生産国で、2030年までに非化石燃料基盤発電の割合を拡大し、送·配電網の拡充と電力網の現代化を本格化している。 これにより、超高圧遮断機をはじめとする送·配電設備全般で需要が急速に増加している。
同社はインドの増設をきっかけに、現地の電力インフラ拡張事業にも積極的に参加する方針だ。 従来の超高圧遮断機のほか、STATCOM、HVDC、C-GIS(コンパクト型ガス絶縁開閉装置)、ESSなどの製品群まで生産を多角化し、顧客にオーダーメード型トータルソリューションを提供するという戦略だ。
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