![[写真=LGイノテック]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/21/20250921224806327202.jpg)
LGイノテックが光学ソリューションカメラモジュール生産地の二元化戦略を本格的に実行に移す。 これを通じて原価競争力を向上させる一方、スマートフォン用カメラグローバル1位の地位を確固たるものにするという計画だ。
LGイノテックはベトナム・ハイフォン生産法人(以下、ベトナム生産法人)の新規工場であるV3工場の建設を完了し、本格的な稼動に突入したと21日、明らかにした。 LGイノテックは2023年7月、V3工場増設をはじめとする光学ソリューション生産力量強化のため、ベトナム生産法人に2025年12月までに約1兆3000億ウォン(10億ドル)を投資すると発表している。
V3新工場の延べ面積は約15万平方メートル(約4万5000坪)で、サッカー場20つを合わせた大きさだ。 V3新工場増設でカメラモジュール生産能力(CAPA)が既存対比2倍以上拡大し、LGイノテックは顧客会社の大規模物量を安定的に供給できる強固なグローバル生産網構築を完成した。
国内でも光学ソリューション設備投資を続けている。 LGイノテックは3月、慶北亀尾(クミ)市と6000億ウォン規模の投資協約を締結した。 協約により、会社は来年の年末までに亀尾事業場に高付加カメラモジュールなどの生産のための新規設備投資を断行する。
生産地二元化戦略により、LGイノテックは亀尾事業場を技術開発(R&D)と新モデル用高付加カメラモジュールおよび新規アプリケーション用光学部品生産を専門担当する光学ソリューション「マザーファクトリー」として積極的に活用する方針だ。 国内のもう一つの光学モジュール生産地である坡州(パジュ)事業場もカメラモジュールと3Dセンシングなど高付加価値製品生産に注力する。 ベトナム生産法人は汎用カメラモジュール製品生産の核心基地の役割をすることになる。
一方、LGイノテックは生産地二元化戦略だけでなく、主要核心部品内在化およびAX(AI Transformation)を通じた原価競争力向上に注力している。 その一環として、生産工程に「AI原材料入庫検査」を導入し、資材不良原因分析時間を最大90%減らし、「AI工程レシピ」を活用して最適な工程レシピを探す時間を既存72時間から6時間以内に短縮し、量産初期収率を高めるなど生産効率を極大化している。
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