![[写真=LXインターナショナル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/21/20250821135736285776.jpg)
LXインターナショナルが韓国企業としては初めてフィリピンのラプラプ銅鉱山の環境復旧作業を完了し、フィリピン政府から公式認証を受けた。
LXインターナショナルはフィリピン環境天然資源省(DENR)傘下の地質鉱業庁(MGB)からラプラプ鉱山に対する「最終移譲証明書(Certificate of Final Relinquishment)」を受け取ったと21日、明らかにした。
これはフィリピン政府が1995年に鉱業法改正を通じて環境復旧を義務化して以来、「最終鉱山復旧および廃鉱計画」に対して検証し履行したことを認証した初めての事例だ。 韓国企業が海外鉱山に対する環境復旧作業を終え、現地政府の公式承認を受けたのも初めてだ。
LXインターナショナルは2008年にラプラプ鉱山を買収して銅と亜鉛を生産した後、2018年から環境復旧作業に本格的に着手した。
復旧過程で地域社会との共生にも努め、住民たちと協力して土壌・水質復元と生態系回復を推進した。 また、光山近隣の村の生活インフラを改善し、小学校を建設するなど教育活動を支援し、奨学基金を用意して住民の大学進学を支援した。
フィリピン鉱山業界では今回の事例がフィリピン鉱山業全般に重要な転換点になると見ている。
LXインターナショナルは今後も持続可能な資源事業を推進する。 昨年買収したインドネシアのAKPニッケル鉱山の生産性を高めるため、ニッケル資産の追加買収を推進している。 中長期的にはフィリピンなど海外の銅資産投資を検討するなど、事業ポートフォリオを多角化する計画だ。
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