![[写真=SK]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/19/20250819115007528331.jpg)
SKの崔泰源(チェ·テウォン)会長がグローバル競争で勝利できるソバリン(Sovereign・主権型)人工知能(AI)を作ると明らかにした。 米国と中国を中心にAI覇権争いが激しくなった中、生存のための韓国だけのAI体系構築に力を加えるという意志だ。
崔会長は18日、ソウルウォーカーヒルホテルで開かれたSKグループ知識経営プラットフォーム「利川フォーラム2025」で記者たちと会い、“ソブリンAIで明確に知るべきことは国内でするのではなく、グローバル戦争ということ”とし、“世界市場で勝てるソブリンAIを私たちが作らなければならないと考えた”と明らかにした。
ソブリンAIは自国だけのデータ・インフラを活用して独立的にAIシステムを構築・運営することを意味する。
この日の開会の辞を引き受けたSKハイニックスのクァク·ノジョン社長も“最近、変化の中心にはAIが呼び起こした革新がある”とし、“AIが呼び起こした変化は漸進的革新を越え、既存産業の枠組みを根本的に変える破壊的革新”と指摘した。
クァク社長は“AI時代はこれからが始まりであり、とんでもない大きさの変化に恐怖を感じる”としながらも、“廃業の危機を体験しながら高帯域幅メモリー(HBM)を作ったSKハイニックスは結局困難を乗り越え、問題を解決していくことができるだろう”と自信を示した。
続いて“ハイニックスはSKに会って世界初のHBM開発、グローバルDラム市場1位、時価総額200兆ウォン達成などの跳躍を成し遂げた”とし、“果敢な投資、未来を見通す眼目のおかげ”と付け加えた。
SKグループの崔泰源会長は2012年、経営難に苦しんでいたハイニックスを買収し、その後、積極的な資金投入を通じて投資余力を確保し、大規模な装備と設備投資を本格化した。 SKハイニックスはSKグループに買収された翌年の2013年、世界で初めてHBMを開発した。
クァク社長はSKグループ特有の「SUPEX(Super Excellent Level)」追求精神に言及し、「SUPEXは人間として到達できる最高水準を指向するという意味を越え、絶え間ない革新と改善を持続しようという意味も持っている“と述べた。
これと共に、行事に参加したSK onのイ·ソクヒ社長はSKエンムーブを社内独立企業(CIC)として運営するという計画を初めて公式化した。 イ社長は現場で記者たちと会い、“(合併する)SKエンムーブはCIC形態で運営する”とし、“統合作業のためのタスクフォース(TF)が稼動している”と伝えた。 SK onがSKエンムーブを吸収合併する合併法人は11月1日に公式スタートする。
一方、SK利川フォーラムは、崔会長が急変する経営環境に対応するために2017年に始めた例年の集団知性フォーラムだ。 9回目の今年の核心議題は「AIとデジタル転換(Digital Transformation・DT)」だ。
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