![[写真=斗山ロボティクス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/29/20250729111736545212.jpg)
斗山ロボティクスが「知能型ロボットソリューション」企業としての力量強化のため、グローバル企業の買収に乗り出した。
斗山ロボティクスは28日、取締役会を開き、米国ペンシルベニア州に位置するロボットシステム統合および先端自動化ソリューション専門企業「ONExia」の株式買収に乗り出した。 有償増資への参加を通じ、ONExiaの持分も89.59%(約356億ウォン)確保することを決議した。
ONExiaは1984年設立以後、製造・物流・包装など多様な産業分野で革新的自動化システム設計から製作、供給まで一括提供している。 最近は北米地域で需要の高いEVOL(工程の最後の段階)関連工程を中心に、協同ロボット製造ソリューションを独自開発し、年平均30%に達する高い売上成長勢を見せている。
今回の買収は斗山ロボティクスがハードウェア中心の既存事業構造を越え、人工知能(AI)およびソフトウェア基盤の知能型ロボット市場でグローバル競争力を加速化する契機になる展望だ。
斗山ロボティクスはONExiaが保有した高度化された自動化エンジニアリング技術力、オーダーメード型ロボットシステム開発・統合力量などが自社の新規ロボットソリューション開発に肯定的な影響を及ぼすと期待している。
現在、斗山ロボティクスは知能型ロボットソリューションおよびヒューマノイド先行技術確保のため、ロボット研究開発(R&D)、AI、ソフトウェア、品質、戦略などの部門で進めてきた専門人材採用を終えている。 また、AI、ソフトウェア、ヒューマノイド中心のR&D組織再編と最適のロボット研究開発環境を保有したR&D革新センターの構築も今年第3四半期中に完了する予定だ。
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