![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/21/20250521153155966075.jpg)
電気自動車のキャズム(一時的な需要停滞)が続き、現代自が電気自動車を生産する蔚山(ウルサン)工場のラインを一時的に中断することを決めた。 今回操業中断が決定されれば、今年だけですでに3回目の事例になる見通しだ。
20日、関連業界によると、現代自はアイオニック5とコナ・エレクトリックを生産する蔚山第1工場の12ライン稼動を今月27~30日に中断するという内容の協力公文書を第1工場事業部委員会に送った。
現代自によると、グローバル電気自動車市場の販売不振と内需鈍化で、今年から持続的に電気自動車の販売が低迷している状況だ。 今月はアイオニック5を対象に最大600万ウォンを割引し、様々な電気自動車を割引するH-スーパーセーブ特別プロモーションなど積極的な販促イベントを行ったが、在庫切れの速度がまだ遅い。
現代自は社内公示を通じ、“電気自動車市場の販売不振が好転しない状況の中でも現場混乱を最小化するために莫大な費用を甘受してまで12ラインの空ピッチ運営を持続してきた”とし、“これ以上空ピッチ調整が難しい状況まで到達し、このように決定することになった”と述べた。
これに先立ち、現代自は今年2月と4月にもグローバル電気自動車市場の販売不振などの理由で、蔚山第1工場の12ライン稼動をそれぞれ5日ほど中断している。
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