![[写真=ハンファオーシャン]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/07/20250507143504772108.jpg)
ハンファオーシャンとHD現代重工業がカナダの次世代潜水艦導入事業に最大240億ドル(約33兆3100億ウォン)規模の共同入札提案書を提出したという外信報道が出た。
5日(現地時間)、カナダ公共放送のCBCは韓国防衛産業3社が3月初め、カナダ政府に民間提案事業提案書(unsolicited proposals)を提出したと伝えた。 そのうち、ハンファオーシャンとHD現代重工業は「200億~240億ドル規模の詳細な共同提案書を提出し、2035年までに初の潜水艦4隻を引き渡すと約束した」と報道した。 提案書にはカナダ内の整備施設の建設と現地人材の雇用方案も含まれていると伝えられた。
民間提案事業提案書は、韓国産潜水艦の主要諸元、予想引渡し時期、部隊条件などを事前に説明して提案する資料で、正式入札段階で発行される提案要請書(RFP)とは区別される。
カナダ政府は現在、3000トン級潜水艦8-12隻を導入する「カナダ哨戒潜水艦プロジェクト(CPSP)」を推進中であり、事業規模は最大60兆ウォンに達する見通しだ。 ただ、具体的な事業計画と日程はまだ発表されていない。 今回の事業には韓国の他にもドイツ、フランス、スペイン、スウェーデンなど欧州諸国の受注戦参加が予想される。
先立って、韓国防衛事業庁はカナダ・オタワで、「第3次韓国-カナダ防衛産業郡守共同委員会」を開催し、ハンファオーシャンとHD現代重工業がカナダ潜水艦事業に共に参加する予定であることを明らかにしたことがある。
これとは別に、ハンファエアロスペースはカナダ陸軍に米国の高速機動砲兵ロケットシステム(HIMARS)と類似した多連装ロケット兵器とK-9自走砲を販売する案を提案したという。
CBCは、韓国国防当局者の話として、韓国製多連装ロケットと自走砲の購入が実現すれば、導入物量と引き渡し時期、現地整備施設の建設などの条件によって、最大10億ドル(約1兆4000億ウォン)相当の事業になると見通した。
CBCは「これらの企業は2年前に訪韓したジャスティン·トルドー当時カナダ首相と締結した国防安保パートナーシップを拡大することを望む韓国政府の全面的支援を受けている」と報道した。
現在、カナダはドナルド·トランプ米政府発足後、米国と対立している中、国防力量強化の必要性が高まっている。
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