![[写真=LG化学]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/10/20250410152255934340.png)
LG化学が次世代エコ技術とプレミアム素材を前面に出し、グローバル顧客確保に乗り出した。
10日、業界によると、LG化学は15日から4日間、中国深センで開かれるアジア最大のプラスチック・ゴム展示会「チャイナプラス2025(Chinaplas 2025)」に参加し、超臨界熱分解基盤の化学的リサイクル技術、水素化植物性オイル(HVO)など持続可能な素材技術と共に、自動車・生活・ヘルスケア分野の戦略製品を大挙披露する。
今年のチャイナプラスには全世界4400社余りの企業が参加し、33万人以上の参観客が訪問するものと予想される。 LG化学は韓国企業の中で最大規模である400㎡(121坪)ブースを設け、60種余りの製品を展示し、顧客専用会議室10ヶ所とビジネスラウンジを運営し、グローバル需要先との接点を広げる計画だ。
今回の展示のテーマは「化学の力で価値を高める(Chemistry Empowered, Value Enhanced)」だ。 LG化学は計6つの展示ゾーン(Zone)を構成し、エコ技術力とこれを基盤にした高付加価値ポートフォリオを集中的に照明する。
「Sustainability Hubゾーン」では顧客製品にすぐ適用できるドロップイン(Drop-In)ソリューションを中心に、△化学的リサイクル技術 △HVOなどLG化学の持続可能技術を披露する。 HVOは植物性原料に水素を添加して生産した次世代バイオ素材だ。
「Packagingゾーン」ではLG化学の独自技術で開発された単一素材包装フィルム「UNIQABLE™」が展示される。 従来の複合素材と同じ物性を維持しながらも、単一PE(ポリエチレン)構造で製作され、リサイクル率を大幅に高めたエコ素材だ。
「Mobilityゾーン」では高光沢・耐熱性・耐候性を備えたASA(高機能プラスチック)ラジエーターグリル、高剛性・電磁波遮蔽機能を備えたインフォテインメント用エンジニアリングプラスチックなどを披露し、自動車の軽量化と電装化の需要を狙う。 「Energyゾーン」では電気自動車充電ケーブル用超高重合度PVC(ポリ塩化ビニル)など高付加電力用素材が展示される。
「Livingゾーン」には高級家電用内外装材である低光・無光ABS、エコ人工皮革などが、「Medicalゾーン」には生体適合性と耐熱性に優れた透明PC(ポリカーボネート)基盤のホームケアLEDマスクなど、プレミアム医療・ビューティー素材が展示される。
顧客体験型コンテンツも強化した。UNIQABLE素材のフィルムを直接切断してサンプルとして保管できるセルフカッティング装置、デジタルゲームを通じて顧客オーダーメード型エコソリューションを提案するインタラクティブゾーンなどを通じ、顧客との疎通を拡大するという戦略だ。
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