![[写真=現代モービス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/17/20250417150337334748.png)
現代モービスが23日に開幕する「オート上海2025」(上海モーターショー)に参加し、中国の顧客に特化した新技術を大挙披露すると16日、明らかにした。 昨年の北京モーターショーに続き、中国の2大モーターショーに挙げられる上海モーターショーにもブースを設け、中国市場を積極的に攻略する方針だ。
現代モービスは最近、中国市場で現地の完成車メーカーをはじめとするグローバル顧客会社を対象にプロモーション活動を強化している。 上海モーターショーへの参加を皮切りに、ターゲット顧客に対する製品ロードショーを前年比2倍以上強化し、現地中心の顧客ネットワーキングを強化し、今年の受注2億ドル(2860億ウォン)を達成する計画だ。
中国上海の国家展示コンベンションセンター(NECC)で開かれる今回のモーターショーに、現代モービスは300㎡(90坪)規模のブースを設ける。 現地の完成車メーカーと中国に進出したグローバル顧客会社を対象に、プライベートブースの形で運営する。
現代モービスは、今回のモーターショーで急成長している中国ローカルブランドとの営業接点も拡大する。 グローバル調査機関によると、2030年に全世界に販売される自動車3台のうち、1台は中国ブランドが占めると予想される。 これを受け、中国を通じたグローバル受注の拡大を狙う方針だ。
現代モービスは今回のモーターショーで先行製品8種をはじめ、中国研究所で独自開発した新技術を公開する。 現在、現代モービスは上海と煙台の2ヵ所に研究所を運営している。 上海は現地の完成車メーカーとグローバル顧客企業の受注のための部品設計と共に、次世代プラットフォームなどの先行技術を研究する中国内の研究開発中枢基地であり、煙台は現地で発売する新規車種の開発と量産業務を担当している。
現代モービスが公開する現地特化の新技術は2種である。 上海研究所で開発した拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)と音響技術を集約したサウンドデモカーなどだ。 拡張現実ヘッドアップディスプレイは、70インチ規模の高解像度の仮想イメージを車のフロントガラスに表示し、様々な走行情報を表示することができる。 EV6ベースで製作したサウンドデモカーは、現代モービスの独自技術で開発されたサウンドシステムを実車に搭載して試演する。 デモカーには47つのスピーカーを装着し、能動型路面騒音制御技術(ARNC)を適用し、静粛な車両室内環境を具現する。
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