![[写真=ハンファエアロスペース]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/15/20250415153121706838.jpg)
ハンファエアロスペースがポーランドに合弁法人を設立し、本格的な欧州現地化に乗り出す。 「Buy European」戦略を前面に出し、域外企業を排除しようとするヨーロッパの防衛産業ブロック化に迅速に対応し、グローバル市場での認知度と占有率を本格的に拡大するという戦略だ。
ハンファエアロスペースは15日(現地時間)、ポーランド・ワルシャワで、ポーランド最大の民間防衛産業企業であるWBグループと合弁法人設立のための「タームシート(Term Sheet)契約」を締結すると同日、明らかにした。
タームシートは契約と関連した主要原則および条件を明示した合意書だ。
合弁法人は、ハンファエアロスペースが51%、WBグループの子会社であるWB Electronics(以下、WBE)が49%の割合で出資して設立される。
合弁法人は今後、ポーランド軍に追加契約を通じて供給する射程80キロ級の天橆(チョンム)誘導弾(CGR-080)の現地生産はもちろん、今後、欧州市場への輸出も推進する計画だ。
ハンファエアロスペースは2022年から2回にわたってポーランド軍費庁に80km級誘導弾(CGR-080)と290km級誘導弾(CTM-290)を輸出し、計7兆2000億ウォン規模の契約を締結している。
ハンファ·エアロスペースは今回の合弁法人設立を皮切りに、有償増資で確保した資金で欧州での追加的な生産拠点を確保していく計画だ。 これを通じてグローバル生産力量の強化および欧州再武装計画に積極的に対応するということだ。
イ·ブファン事業部長は“今回の合弁法人設立はハンファエアロスペースがEUおよびNATOの戦略的パートナーとして位置づけられる重要な道しるべになるだろう”とし、“今後も韓国とポーランド両国の防衛産業力量成長および発展に寄与する”と述べた。
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