LSエレクトリック、北米データセンター展示に参加…現地攻略に拍車

[写真=LSエレクトリック]
[写真=LSエレクトリック]

LSエレクトリックが北米データセンター事業の拡大に本格的に乗り出す。

LSエレクトリックは今月15日(現地時間)から17日まで米ワシントンコンベンションセンターで開催される「データセンターワールド2025」に参加すると9日、明らかにした。

今回の展示に初めて参加するLSエレクトリックは、6ブース(54㎡)規模の展示場を構成し、データセンターに合わせた電力・自動化トータルソリューションパッケージを大挙公開する。

電力ソリューションの代表製品は、△超伝導電流制限器(SFCL) △韓国初のUL認証配電システム △電力分配装置(PDU) △遠隔電力パネル(RPP)などを披露する。 自動化ソリューションは△高効率インバータH100 △コンパクトインバータSP100などデータセンター空調システムに必須の高性能インバータを公開する。

LSエレクトリックのク·ジャギュン会長は最近、“グローバルデータセンター事業を中心に5大核心事業を強化し、本格的な成長時代を開く”と強調したことがある。

LSエレクトリックは先月、北米のメジャービッグテック企業と1600億ウォン規模の電力ソリューション供給契約を締結した。 昨年に続き、ビッグテックの受注に相次いで成功し、米国内の電力ソリューション事業に弾みがついたという評価だ。

北米データセンター市場は人工知能(AI)、クラウドコンピューティングなどデジタル技術の発展で、データ処理量が急増し、爆発的な成長傾向を記録している。 特に、高性能コンピューティング(HPC)に対する需要増加により、エネルギー効率性と安定的な電力供給の重要性が要求されるだけに、高圧インフラ、配電システム(電力配分装置)など電力システムの需要が上昇傾向を継続するものと期待される。

業界によると、2023年から2028年までのデータセンター電力需要の年平均増加率は11%と推定される。 AIデータセンターまで加えれば、年平均増加率は26~36%と予想される。

LSエレクトリックは成長潜在力が大きい米国配電市場に注目し、現地電力企業とのパートナーシップを強化するなど、ブランド現地化に注力するという戦略だ。

LSエレクトリックは米国法人を中心に北米全域に構築された独自の流通網とA/Sインフラを通じ、顧客のニーズに迅速に対応している。 テキサス州の「Bastropキャンパス」とユタ州に位置する配電システム子会社「MCMⅡ」を中心に現地設計、生産、供給体系を構築し、現地顧客に最適化されたサービスを提供している。
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