![[写真=SKハイニックス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/19/20250319153911798777.jpg)
SKハイニックスが第6世代高帯域幅メモリー(HBM)であるHBM4 12段サンプルを世界で初めて主要顧客に提供したと19日、明らかにした。
SKハイニックスは“HBM市場をリードしてきた技術競争力と生産経験を基に、当初の計画より早期にHBM4 12段サンプルを出荷し、顧客と認証手続きを始める”とし、“量産準備も下半期中に終え、次世代AIメモリー市場での立地を強固にする”と強調した。
今回、サンプルとして提供したHBM4 12段製品は、AIメモリーが備えるべき世界最高水準の速度を備えている。 12段基準で容量も世界最高水準だ。 初めて1秒当たり2TB以上のデータを処理できる帯域幅を具現した。 これはFHD級映画400本以上のデータを1秒で処理する水準で、前世代(HBM3E)比60%以上速くなった。
さらに、会社は先の世代を通じて競争力が立証されたアドバンスドMR-MUF工程を適用し、HBM 12段基準の最高容量である36GBを具現した。 この工程を通じてチップの反り現象を制御し、放熱性能も高めて製品の安定性を極大化した。
SKハイニックスのキム·ジュソンAIインフラ社長(CMO)は“顧客の要求に合わせて着実に技術限界を克服し、AI生態系革新の先頭走者として位置づけられた”とし、“業界最大のHBM供給経験に基づき、今後の性能検証と量産準備も順調に進めていく”と述べた。
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