![[写真=ロッテケミカル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/07/20250307173531497932.jpg)
ロッテケミカルが昨年に続き、今年も海外子会社の持分を活用した資金調達に乗り出す。
ロッテケミカルはインドネシアの子会社であるLCI(PT Lotte Chemical Indonesia)の持分を活用し、株価収益スワップ(PRS)契約を結び、資金を追加調達すると6日、明らかにした。
LCIは2016年、インドネシア内にエチレン100万トン規模の石油化学工場建設のために設立された会社で、今年商業生産を計画している。 ロッテケミカルは保有しているLCI持分49%のうち、25%を活用して6500億ウォン規模の資金を調達する予定だ。 該当資金は借入金償還を通じた財務構造改善に使われる計画だ。
ロッテケミカルは昨年10月、米国内のエチレングリコール(EG)生産法人であるLCLA(Lotte Chemical Louisiana LLC)持分40%を活用し、6600億ウォン規模の株価収益スワップ(PRS)を締結し、今回のLCI持分を活用した追加資金調達を通じ、計1.3兆ウォン規模の資金を確保した。
この他にも昨年10月、マレーシアの合成ゴム生産会社であるLUSRの清算を決定し、今年2月にはパキスタンPTA(高純度テレフタル酸)子会社のLCPLを売却するなど、Asset Light戦略を通じて財務構造改善を計画通り実行している。
ロッテケミカルは“多様な方法を通じて安定的な資金調達を進行し、新規投資は保守的観点で再検討するなど、財務健全性確保を最優先的に推進する”と述べた。
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