![[写真=ロッテケミカル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/17/20250217154153708320.png)
ロッテケミカルが非核心事業に分類したパキスタン子会社の売却が本格化している。 最近、現地の投資会社とUAEの石油化学会社が買収意向書を提出し、交渉に拍車がかかっている。 売却が成功した場合、ロッテケミカルは高付加価値のスペシャルティ製品の拡張に集中することができ、同時に財務健全性も改善されるものと見られる。
17日、業界によると、13日にパキスタン投資会社のアジアパークインベストメントとアラブ首長国連邦(UAE)石油化学業者のMontage Oil DMCCはロッテケミカルパキスタン法人(LCPL)が上場されたパキスタン証券取引所に買収意向書を提出した。
ロッテケミカルは高付加価値事業の拡大に集中するため、LCPLの売却(保有持分75.01%)を推進してきた。 今回の買収意向書の提出で、売却作業が大詰めを迎えているものと観測される。
買収金額は公開されなかったが、業界では約1000億ウォン水準と予想している。 ロッテケミカルのキム·ミヌ戦略企画本部長は7日の実績コンファレンスコールで、‘パキスタン法人は最近、潜在買収人と議論が進展し、近いうちに結論を出せると期待している“とし、”不確実性が解消される時点で市場と疎通する“と明らかにした。
LCPLはロッテケミカルが2009年に約147億ウォンで買収した会社で、ポリエステル繊維、産業用原糸、ペットボトルなどに使われるPTAを年間50万トン生産する能力を備えている。 LCPLの売却が完了すれば、ロッテケミカルはPTA事業から完全に撤退することになる。
これに先立って、ロッテケミカルは2023年1月、パキスタン化学会社のLucky Core IndustriesにLCPL持分75.01%を1924億ウォンで売却する契約を締結したが、翌年1月に契約が失敗に終わったことがある。
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