起亜、史上初の売上100兆ウォン時代を開く

[写真=起亜]
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起亜が史上初めて売上100兆ウォン時代を開く見通しだ。 米国でエコカーの成長率が20%を超え、スポーツ用多目的車(SUV)などの海外生産の割合が高まった結果と分析される。 

7日、業界によると、金融情報会社のワイズレポートによると、最近3ヵ月以内に報告書を出した証券会社の業績展望値を集計した結果、起亜の昨年の年間営業利益は107兆2212億ウォンと予想された。

証券会社の予想通りなら、創業以来初めて売上100兆ウォンを超えたことになる。 起亜の売上高は2010年20兆ウォンから翌年40兆ウォン台に上がり、2020年まで50兆ウォン台を維持した。 2022年には86兆5590億ウォンで、初の80兆ウォンを突破し、2023年には99兆8084億ウォンという史上最大の実績を記録した。 昨年の営業利益も13兆ウォンを超え、史上最高値を記録する見通しだ。

起亜の昨年のグローバル販売台数は308万9457台で、前年とほぼ同じ水準だったが、レジャー用車(RV)、ハイブリッドカーなど、高収益車の割合を増やし、収益性を得たものと分析される。 現代自、起亜の昨年の総合売上高は280兆ウォン、営業利益は28兆ウォンで、過去最大の実績を出す見通しだ。

米国など海外で好実績を見せ、海外工場の生産比重も高くなったことが分かった。 韓国自動車モビリティ産業協会によると、昨年、現代自動車グループの国内工場生産量は349万6280台で、前年比約2%減少した反面、海外工場生産量は6万5000台以上増えた380万8002台だ。

エコカーのデザイン改善と高まった品質力で、現代自動車グループで占める米国市場の割合は55.3%に達した。 ハイブリッドと電気自動車の販売が前年比それぞれ21.2%、31.3%増え、グループのエコカー販売の割合は初めて20%を超えた。 ジェネシスの米国販売の割合もグローバル販売で57.4%を占め、名実共にグローバルラグジュアリーブランドとしての地位を固めている。

現代自動車グループは今年、普及型モデルの発売とエコカートリムの強化で、不確実性を乗り越える計画だ。 今年のグローバル自動車予想販売台数は9200万台で、前年比2%、内需は1%の成長にとどまる見通しだ。 現代自のチャン·ジェフン副会長は6日、現代モータースタジオで開かれた新年会で、“ボリュームよりも内実、どれだけ質的成長をするかが重要だ”と述べた。 新型ネッソ、アイオニック9、EV4、EV5でエコカーポートフォリオを増やす一方、パリセードハイブリッド、新型セルトスなど既存モデルのトリム、品質を強化していく計画だ。 目的基盤車両(PBV)は販売台数より新技術を適用した初の量産車という象徴性を知らせることに重点を置くものと見られる。
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