![[写真=LSエレクトリック]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/12/17/20241217135822103298.jpg)
LSエレクトリックと韓国水力原子力がSMR(Small Modular Reactor、小型モジュール原子炉)を活用したスマート配電技術協力を通じてグローバル炭素中立を共に推進する。
LSエレクトリックと韓水原は16日、「SMR基盤のスマートネットゼロシティ(SSNC、SMR SmartNet-zero City)技術開発のための業務協約(MOU)」を締結したと明らかにした。
今回の協約により、LSエレクトリックの電力系統、分散電源関連ソリューションと韓水原のSMR、SSNCに対する技術を結合し、今後、SMR基盤のエネルギー分野の研究開発、プロジェクト協力、技術交流を続けていく計画だ。 特に、両社はSSNCの構築はもちろん、i-SMR(革新型SMR)と連係したAIデータセンター・電力網ソリューション分野で協力を強化するものと期待している。
韓水原は昨年12月、第28回目の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で、i-SMRとこれを活用したスマートネットゼロシティ(SSNC)を公開し、電力網大乱を解決できるソリューションとして紹介したことがある。
LSエレクトリックはSMRをはじめ、多様な新再生分散電源を活用したAIデータセンター、ESS(エネルギー貯蔵装置)、マイクログリッド(Microgrid)関連事業の競争力を強化している。 特に、国内商用データセンター電力インフラ市場占有率60%以上を占めており、LS電線と自社子会社のLSサウタを通じてデータセンターに必要な多様なソリューションを提供することができる。 最近はグローバル企業であるVertivと協力し、「AIデータセンターOne-stopソリューション」を開発中だ。
LSエレクトリックのク·ジャギュン代表取締役会長は“韓水原のi-SMRとLSエレクトリックの電力システム技術力量を結合したSSNCプラットフォームをグローバル市場に輸出し、さらにバッテリー、電気自動車、半導体産業のような新しい『K-インターストリー』産業に育てていけることを期待する”と述べた。
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