LIGネクスワン、大型水槽試験場の構築…水中監視偵察力量の強化

[写真=LIGネクスワン]
[写真=LIGネクスワン]

LIGネクスワンが向上したソナー体系試験施設と遅滞なく量産能力確保のために大型水槽試験場を竣工したと27日、明らかにした。 水中監視偵察の核心装備であるソナー体系の技術力向上で、海軍戦力の強化に貢献するという目標だ。

韓国最大規模で竣工した大型水槽は、約5400トンの充數量を誇り、各種先端試験装備を備え、ソナー体系の核心である水中音響センサーの開発能力を一段階引き上げる見通しだ。 昨年、投資決定が行われ、今年構築を完了した。 ソナー体系の海外輸出意志を基に、計画より一部施設と設備の仕様を増設した。

高周波はもちろん、重くて体積の大きい低周波帯域水中音響センサーの開発まで考慮し、建物内部に十分な空間を確保し、40トン級クレーンを設置して世界最高水準の水中音響センサー開発と性能検証、量産まで可能な構造で設計した。

LIGネクスワンは2009年、張保皐-III船側配列センサーの開発を皮切りに、駆逐艦(KDDX)曳航ソナー送受信装備など、海軍戦力増強のためのソナー体系の開発に力を入れてきた。 ソナー体系は、水中音響を利用して遠距離で敵の脅威を探知、追跡し、標的を識別するための必須装備で、韓国軍の水中作戦能力の向上および敵の脅威に対する対応能力の確保に貢献する。

LIGネクスワンのチョ·ソンイル海洋研究所長は“遠距離の危険勢力を探知し、正確に標的を識別できるソナー体系を安定的に開発し供給するためには性能検証のための大型水槽が必ず必要だ”とし、“今回の大型水槽試験場構築が大洋海軍の遠大な夢を実現する大切な基盤になることを確信する”と述べた。
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