LGエネルギーソリューションが自動運転ロボット基盤のモビリティプラットフォーム企業のベアロボティクス(Bear Robotics)に円筒型バッテリーを供給し、グローバルロボット産業内の競争力強化のための技術協力に乗り出す。
LGエネルギーソリューションは米シリコンバレーに本社を置くベアロボティクスと「バッテリーセル供給契約および技術協力のための業務協約(MOU)」を締結したと18日、明らかにした。
今回の協約で、来年から「Servi+」、「物流用自動運転ロボット(AMR)」など、ベアロボティクスが生産するサービスおよび産業用ロボットに円筒型バッテリー(2170)を単独供給し、今後、技術協力など具体的な協業方案を議論する予定だ。
先立って、LGエネルギーソリューションは「エネルギーで世の中を目覚めさせる」という企業ビジョンを発表し、“ロボットと船舶、都心航空交通(UAM)など未来成長潜在力の高いNon-EV産業領域に製品および顧客ポートフォリオを多様化し、均衡のある事業ポートフォリオを構築する”という計画を明らかにしたことがある。
LGエネルギーソリューションは今回の供給契約や協業で、新規アプリケーション領域への事業的ポートフォリオの拡張がさらに加速するものと予想している。
ベアロボティクスはグローバルで初めてサービングロボットを開発して販売を開始し、100%自動運転及びロボット管制システムを通じたソリューション提供という競争力を基に、韓国だけでなく、日本、北米など世界20カ国で事業を活発に拡張している。 最近では物流用自動運転ロボット(AMR)「Carti 100」を発売し、物流ロボット市場にも事業領域を広げた。
ロボットはAI、自動運転技術などの発展とともに、サービスや主要産業領域全般での活用度が急速に高まっている。 両社は今回のバッテリー供給契約および技術協力を契機に、今後、急成長が予想されるグローバルロボット市場で強固なパートナーシップを構築し、両社の競争力拡大のために共に努力するという計画だ。
一方、LGエネルギーソリューションの円筒形バッテリーは、ライバル会社に比べて差別化された安全性を備えている。 安全性強化のためにアルミニウムを適用した高品質NCMA陽極材を使用し、LGエネルギーソリューション固有の特許技術であるセラミックがコーティングされた安全性強化分離膜(SRS)を適用し、安全性をさらに高めた。
LGエネルギーソリューションは1999年、円筒形バッテリーを初めて開発して以来、最近、2170円筒形バッテリーだけでなく、46シリーズバッテリーまで多様な製品を開発し、ノートパソコンから電動自転車、電気自動車、商用車に至るまで、その活用範囲をさらに拡大している。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。