ロッテ精密化学は第3四半期の暫定売上高が4204億ウォン、営業利益が103億ウォンを記録したと31日、明らかにした。 前年同期比売上高は5.2%増加したが、営業利益は70.6%減少した。
ロッテ精密化学は“成長性と収益性を向上させるためにスペシャルティ製品および清浄エネルギー原料など高付加ポートフォリオの強化を推進している”とし、“第4四半期には塩素系列製品の構造的な国際価格上昇とセルロース系列の食医薬用製品の販売量増加による実績改善が期待される”と説明した。
ロッテケミカルは7日、世界1位の医薬用セルロース流通会社である米国「Colorcon」と長期流通契約締結を通じ、来年竣工する食医薬用セルロース工場増設物量販売の橋頭堡を確保した。 これを通じ、医薬用セルロース市場でシェア世界1位になるという目標だ。
さらに、第4四半期に政府で電力取引所を通じて推進中の清浄水素発電入札結果が発表されれば、ロッテ精密化学が今後供給する清浄アンモニア物量が具体化される見通しだ。 ロッテ精密化学は現在、アジア1位のアンモニア流通インフラを基に、グローバル水素経済への転換を先導している。
ロッテ精密化学のキム·ヨンソク代表は“第3四半期には売上を堅調に維持し、Colorconとの流通契約などを通じて医薬用セルロース販売拡大基盤を作った”とし、“第4四半期には高付加価値ポートフォリオ強化の可視的な成果を確認できるだろう”と述べた。
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