起亜、オーシャンクリーンアップと廃プラスチック活用のトランクライナー開発

[写真=起亜]
[写真=起亜]

起亜はオランダの非営利団体「オーシャンクリーンアップ」との協業を通じ、海洋廃プラスチックを活用した自動車用品であるEV3専用限定版トランクライナー(マット)を披露すると14日、明らかにした。

オーシャンクリーンアップはプラスチックのない海を目標に、海洋プラスチックおよびゴミ除去活動を行うオランダの非営利団体で、起亜は昨年、オーシャンクリーンアップと持続可能な地球を作っていくためのパートナーシップを締結し、海洋廃プラスチックの回収および再資源化事業を進めている。

今回公開したEV3専用限定版トランクライナーは、世界で初めて太平洋の巨大ゴミ地帯から回収した後に抽出した海洋廃プラスチックで作った車両用品である。 オーシャンクリーンアップとのパートナーシップ締結後に初めて披露する結果物で、起亜のデザイン哲学「オポジットユナイテッド(相反する概念の創意的融合)」からインスピレーションを受けて製作され、上段の表面パターンが波の海の上の網目で回収される海洋プラスチックの姿を連想させ、海洋プラスチックを回収するオーシャンクリーンアップの活動を反映している。

リサイクル海洋プラスチックを40%使用しており、従来のトランクライナーほど優れた耐久性と品質を誇る。 EV3専用限定版トランクライナーは、欧州など一部地域に限定販売される予定であり、詳しい開発過程などは製品に含まれたQRコードを通じて確認することができる。

一方、起亜は持続可能なモビリティ分野の先頭走者になるというビジョンを裏付けるため、今後、2030年までに完成車のリサイクルプラスチックの使用率を20%以上に引き上げる計画だ。

この他にも車両廃棄時の気候影響を最小化するための「リサイクル好循環体系」を構築して活性化し、廃バッテリー、プラスチックなどのリサイクル率を高め、環境保護に一層貢献できるよう努力する方針だ。
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