サムスン重工業、「浮遊式ブルーアンモニア生産設備」の世界初認証

[写真=サムスン重工業]
[写真=サムスン重工業]

サムスン重工業が世界で初めて「浮遊式ブルーアンモニア(Floating blue Ammonia)生産設備」概念認証(AiP)を米国船級(ABS)から獲得したと19日、明らかにした。

浮遊式ブルーアンモニア生産設備は、モジュール化構造で海上浮遊体に設置することで、△炭素排出の画期的削減 △敷地およびインフラ不足など制約条件克服 △建造期間短縮などの効果が期待でき、次世代エコ設備と評価されている。

サムスン重工業は17日(現地時間)から20日まで米国ヒューストンで開かれている世界最大のガスエネルギー博覧会「ガステック2024」で、浮遊式ブルーアンモニア生産設備と浮遊式二酸化炭素貯蔵設備、アンモニア推進コンテナ船などを披露した。

ガステック2024にはサムスン重工業のチェ·ソンアン副会長をはじめとする営業·技術役員が総出動し、浮遊式LNG生産設備、LNG運搬船、液化二酸化炭素運搬船など、世界最高競争力を誇る製品を紹介する積極的なマーケティング活動を展開した。

サムスン重工業のチャン·ヘギ技術開発本部長(副社長)は“造船海洋業の未来はエコエネルギーの効率的生産と経済的運送につながるエネルギーバリューチェーンにかかっている”とし、“自社は進んだ技術力と製品で、造船海洋業市場を先導する”と述べた。
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