SKハイニックス、UX財団への加入推進…AI生態系構築に参加

[写真=SKハイニックス]
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SKハイニックスが人工知能(AI)と関連した開放型生態系構築に参加するため、リナックス財団(The Linux Foundation)傘下のUXL(統合加速)財団加入を推進する。

3日、業界によると、SKハイニックスは先週、リナックスとUXL財団加入のための書類作業を終えたという。

SKハイニックスでソフトウェアソリューション組織を担当しているチュ·ヨンピョ副社長は1日、自身のSNSを通じ、“UXL財団に加入することにした決定は独占的なパートナーシップを越え、関連生態系を拡張しようとする戦略を反映したもの”とし、“まだ加入手続きが終わってはいないが、このような財団を通じ、より積極的に生態系に寄与できるようになり、期待が大きい”と明らかにした。

リナックス財団の傘下に構成されたUXLは、NVIDIAのグラフィック処理装置(GPU)プログラミング言語であるCUDAと競争するソフトウェア開発のためのコンソーシアムで、サムスン電子、Arm、グーグル、クアルコムなどが創立メンバーとして参加している。

UXL参加企業は、さまざまなプラットフォームを行き来するAIアプリケーションの開発を目標に活動を本格化している。

SKハイニックスのUXL加入推進は、AI生態系で高帯域幅メモリー(HBM)などを含めたハードウェアだけでなく、ソフトウェア技術の競争力強化で、メモリーソリューションにシナジーを出すことが重要だという判断からだ。 SKハイニックスはソフトウェアの標準化に関心を持ち、技術確保を重点的に進めている。

チュ副社長は“SKハイニックスは次世代メモリーソリューション開発のために多くのグローバルパートナーと広範囲な研究開発(R&D)協力を進めている”とし、“このような努力にはデータを効率的に貯蔵する既存メモリーおよびストレージソリューションだけでなく、これをさらに高度化できる高級ソフトウェアとデータプロセッシングに近い概念で、さらに進歩した機能を具現することを含む”と述べた。
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