先月、韓国の設備投資が増えたものの、半導体·自動車生産が減り、全産業生産が3カ月連続で減少を続けた。消費も6月の反騰基調を続けられず、1ヵ月ぶりに減少に転じた。
統計庁が30日に発表した「7月の産業活動動向」によると、先月の全産業生産指数(季節調整・農林漁業を除く)は112.7(2020年=100)で前月比0.4%減少した。全産業の生産は5月(-0.8%)、6月(-0.1%)に続き、3ヵ月連続減少となった。
部門別には公共行政が6.0%、サービス業が0.7%それぞれ増加したが、製造業が大幅に減少した。鉱工業生産は前月より3.6%減り、2022年12月(-3.7%)以後19ヶ月ぶりに最大幅減少を記録した。
鉱工業の大半を占める製造業の生産は3.8%減少した。半導体が8.0%、自動車が14.4%それぞれ減少した影響だ。自動車生産の減少幅は2020年5月(-24%)以来、50ヵ月ぶりに最も大きかった。
統計庁は自動車部品会社のストライキや生産ラインの補修工事などが重なった結果とと分析した。
小売販売は1.9%減少した。また設備投資は運送部門を中心に10.1%増え、2ヵ月連続で増加した。反面、建設期成は1.7%減少した。
現在、景気を示す動向指数循環変動値は98.4にとどまり、前月より0.6ポイント下落し、今後の景気を予告する先行指数循環変動値は100.6で前月と同じ水準を維持した。
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