現代自・起亜、3大格付け会社からオールA「トリプルクラウン」

[写真=現代自動車グループ]
[写真=現代自動車グループ]

現代自・起亜が世界3大信用格付け会社からすべて信用格付けA等級を獲得し、「トリプルクラウン」を達成した。 韓国の完成車メーカーがトヨタ、フォルクスワーゲンと共に、「グローバルトップ3自動車メーカー」として浮上したのに続き、資本市場でも安全性と投資価値を立証したという評価が出ている。

29日、関連業界によると、現代自・起亜は21日、グローバル格付け会社であるS&Pから6年ぶりにA-等級を再獲得した。 これに先立ち、今年2月にはムーディーズ、フィッチなどでもそれぞれA3、A-等級を獲得した。 グローバル3大格付け会社からオールA等級を受けた自動車メーカーは、現代自・起亜を含めベンツ、トヨタ、ホンダの4社がすべてだ。

格付けAの上方修正によるグローバル金融市場内の地位やブランド価値の向上は、株主や投資家などの利害関係者らの信頼を強化し、未来事業への投資財源の確保にも有利に働く。

実際、米国AP通信とウォールストリートジャーナル、英国フィナンシャルタイムズ(FT)など多数の海外メディアも、現代自・起亜がスタンダード&プアーズ(以下S&P)をはじめとする世界3大格付け会社から今年A等級を獲得したというニュースをウェブサイトに掲載し、“韓国自動車ブランドに意味のある道しるべ(成果)であり、グローバルモビリティ産業で現代自・起亜の影響力が増大していることを意味する”とし、“現代自と起亜がグローバルモビリティ産業のリーダーとしての地位を強固にした”と伝えた。

現代自・起亜は信用格付けAトリプルクラウンの達成を基に、電動化、SDV(ソフトウェア中心の自動車)、AAM(未来航空モビリティ)、ロボティクスなど未来事業の推進に拍車をかける計画だ。

これに先立ち、現代自は「2024最高経営者(CEO)インベスターデー」で、今年から2033年までの10年間、計120兆5000億ウォンに達する大規模な投資計画と中長期戦略を発表した。 次世代ハイブリッドとEREV(Extended Range Electrified Vehicle)、EV、SDV、水素など中長期の中核戦略「Hyundai Way」の実行に投入される費用である。

起亜も今年4月に開かれた「2024 CEOインベスターデー」で、2028年までに計38兆ウォンを投資すると明らかにしている。 既存の5ヶ年(2023~2027年)投資計画対比5兆ウォン増加したもので、このうち、15兆ウォンは電動化とPBV、SDV、AAM、ロボティクスなど未来事業に執行される。

業界では、現代自と起亜のトリプルクラウン達成が韓国の自動車産業はもちろん、国家経済にも肯定的な影響を及ぼすだろうという分析だ。

現代自と起亜の優秀な信用格付けは取引関係にある部品、原材料、自動車金融などの協力会社の対外信頼度の上昇と国内雇用創出、経済活性化に役立つためだ。

業界関係者は“グローバル販売トップ3の定着に続き、世界3大格付け会社から今年A等級を獲得したのは、韓国自動車産業のグローバル地位が向上する転換点になるだろう”と期待した。

一方、現代自・起亜の連結基準、今年上半期の合算売上高は139兆4599億ウォン、営業利益は14兆9059億ウォンで、半期基準で史上最大値を記録した。 合算営業利益率はグローバル完成車メーカーの中で最高水準の10.7%(現代自9.1%、起亜13.1%)だ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기