LSエレクトリックが超高圧変圧器の生産能力(キャパ)の追加確保に速度を上げる。
LSエレクトリックは13日、取締役会の議決を経て、釜山(プサン)事業場の超高圧変圧器施設への投資と関連し、205億ウォンの追加投資を確定したと公示した。 先立って、5月に投資することにした803億ウォンに加え、計1008億ウォンが投入されるのだ。
LSエレクトリック側は“受注増加物量対応のための超高圧変圧器の生産能力確保のために今回の投資を決めた”と明らかにした。
LSエレクトリックは釜山事業場の超高圧生産棟の隣の1万3223㎡(約4000坪)規模の遊休敷地に工場を新築し、真空乾燥設備(VPD)2基を増設し、組立場と試験室、溶接場などの全生産工程を備える計画だ。
VPDは超高圧変圧器の内部を高真空状態で72時間以上120℃を維持し、水分を除去する真空乾燥設備で、真空乾燥を通じて絶縁性能を極大化すると同時に、変圧器故障の可能性を最小化することができる。
釜山事業所は、年間2000億ウォン規模の超高圧変圧器の生産能力を保有し、国内外の市場に対応してきた。 最近、海外需要の急増により、2026年の物量まで受注を完了した状態だ。
来年9月までに工場増設を完了し、北米市場を中心に毎年拡大する海外超高圧変圧器の需要に対応する計画だ。 今回の投資によるライン最適化および費用節減を通じ、2027年からは計7000億ウォン規模へ生産能力が増えるものと展望される。
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