サムスンSDIが北米地域の修士・博士級グローバル優秀人材を確保し、「超格差技術競争力」の強化に乗り出す。
サムスンSDIは3日(現地時間)、米ボストンにあるハイアットリージェンシーホテルで、今年初の「テック·アンド·キャリア(Tech & Career)フォーラム」行事を開催したと4日、明らかにした。
「テック・アンド・キャリアフォーラム」は主要経営陣が直接乗り出して優秀人材を採用するための修士·博士級人材招請行事であり、行事が開かれたボストンはサムスンSDIの米国内初の研究所であるSDIRA(SDI R&D アメリカ)が位置したところだ。 この研究所ではバッテリー革新技術と次世代バッテリーに対する研究開発が活発に進められている。
この日のフォーラムにはサムスンSDIのチェ·ユンホ代表取締役社長、キム·ユンチャン研究所長副社長、アン·ジェウピープルチーム長副社長などサムスンSDIの主要経営陣が参加し、北米主要大学と研究所の人材90人余りが招待された。
行事はチェ社長と参加者間の対話プログラムである「ビジョントーク」をはじめ、研究所長のキーノートスピーチ、事業部門別役員らのテックセッションなどで構成された。
チェ社長は参加者らとのビジョントークで、「超格差技術力を通じて持続可能な·親環境未来社会の具現」というサムスンSDIのビジョンを実現することに参加してくれることを頼んだ。
テックセッションでは、変化と未来をテーマに、中大型電池、小型電池、電子材料、研究所の次世代技術など、会社の全事業部門に対する内容が取り上げられた。 部門別博士出身の役員たちが出て、最新技術トレンドとサムスンSDIの未来技術に対する発表を行った。 出席者たちは関心分野を直接選択して聞きながら、発表者たちと活発な質疑応答を続けた。
行事会場の入口には別途の展示空間を設け、全固体バッテリーなど主要製品を展示し、フォーラム参加者が会社の技術を簡単に理解できるようにした。
サムスンSDIは今年8月に国内、10月に欧州でも「テック·アンド·キャリア」フォーラムを開催し、優秀な人材の確保に総力を傾ける計画だ。
チェ社長は“超格差技術競争力の確保のために最も重要で必要なのは人材に対する投資”とし、“「2030年グローバルトップティア会社」に向けたサムスンSDIの未来を共に作っていこう”と述べた。
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