![[写真=HD現代重工業]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/07/12/20240712115253502105.png)
HD現代重工業が米国艦艇のメンテナンス(MRO)市場に本格的に進出するための第一歩を踏み出した。
HD現代重工業は最近、米海軍補給体系司令部(NSSC)と艦艇整備協約(MSRA)を勧告で初めて締結したと11日、明らかにした。
今回の協約により、HD現代重工業は今後5年間、米国海上輸送司令部(MSC)所属の支援艦だけでなく、米海軍が運用している戦闘艦に対するMRO事業入札参加資格を確保することになった。
MSRAは、米艦艇のMROのために米政府が民間造船所と結ぶ協約で、米国が運用する艦艇に対するMRO事業に参加するためには、MSRAを事前に締結しなければならない。
HD現代重工業は今回の協約締結のため、昨年5月にMSRAを申請した後、今年1月に施設と品質の実態調査を完了しており、3月と5月にはそれぞれセキュリティ実態調査と財務実態調査まで終えたことがある。
HD現代重工業は今回、米政府と結んだMSRAをきっかけに、年間20兆ウォン規模の米海軍艦艇MRO市場に本格的に進出できるようになり、さらにすでにサービスを供給しているフィリピン艦艇のMRO実績をもとに、アジア、南米など圏域別のMRO市場を拡大していく方針だ。
また、米海軍艦艇MROの成功的な遂行を通じ、持続的に米軍当局の信頼を構築していき、今後、米政府が発注する△艦艇 △特殊目的船 △官公船などの新造事業でも外縁を拡張できると期待している。
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