SKハイニックス、「コンピューテックス台湾」に初参加…「AIを率いるファーストムーバーになる」

[写真=SKハイニックス]
[写真=SKハイニックス]

SKハイニックスは4日(現地時間)から4日間、台湾台北で開催された「コンピューテックス(COMPUTEX TAIPEI・台北国際コンピューター博覧会)2024」に参加したと7日、明らかにした。

コンピューテックスは、台湾対外貿易発展協会(TAITRA)と台湾コンピューター協会が共同で主催するアジア最大のICT博覧会だ。 過去にはパソコン(PC)中心の博覧会だったが、最近は人工知能(AI)、高性能コンピューティング(HPC)などに領域が拡大し、参加企業の先端技術を披露する場になっている。

「Connecting AI」を主題にした今年のコンピューテックスには1500社余りの企業が参加し、6つのテーマで作られた4500余りのブースが観覧客を迎えた。

SKハイニックスは今回のコンピューテックスで、「Memory、The Power of AI」を主題にブースを設置し、△AIサーバー △AI PC △コンシューマSSDなど3つのセクションに分けて自社のAIメモリーソリューションを展示した。

AIサーバーソリューションの中では、高帯域幅メモリー(HBM)の第5世代製品であるHBM3Eが観覧客の注目を集めた。 この製品は1秒当たり1.18TBのデータを処理できる速度と大容量、優秀な熱放出性能を見せ、AIサーバーに最適化された製品という評価を受けた。

DDR5ベースのメモリーモジュールで、CXL®メモリーコントローラーを装着したCMM-DDR5も展示された。 この製品はCXL®装着によって既存システムより帯域幅は50%向上し、容量は100%拡張された製品だ。 この他にもデータバッファを使用してDRAMモジュールの基本動作単位であるランク2つが同時作動するように設計した「128GB TALL MCRDIMM」を初めて披露し、高性能「DDR5 RDIMM」など多様なAI DRAM製品を確認することができた。

ブースでは速い連続読み取り速度と連続書き込み速度でAIのためのビッグデータ、マシンラーニングに特化した「PS1010」、「PE9010」のようなeSSD製品も姿を見せた。 ソリダイム(Solidigm)の主力製品である「D5-P5430」と61.44TBの超大容量を誇る「D5-P5336」も一緒に展示された。

SKハイニックスはAI時代を迎え、オンデバイスAI PCに最適化されたメモリーソリューションも披露した。 SKハイニックスのcSSDである第5世代PCIe「PCB01」は連続読み取り速度が1秒当たり14GB、連続書き込み速度は1秒当たり12GBで、業界最高速度を誇る。 以前の世代に比べて電力効率が30%向上し、大規模なAI演算作業で速度と電力効率を大幅に高めることができる。

このほか、複数のLPDDR5Xパッケージをまとめた最新型メモリーモジュールであるLPCAMM2とDDR5 SODIMM、次世代グラフィックDラムGDRR7なども一緒に展示された。

ブースではSKハイニックスのESG活動も一緒に披露した。 2030 RM(リサイクル・再生可能素材)ロードマップを含む低電力製品開発と水リサイクルなど、会社の主要ESG目標と実績を公開した。

SKハイニックスは今回の行事と関連し、“「トータルAIメモリープロバイダー」として地位を強固にするため、にコンピュータテックスに初めて参加することになった”とし、“HBM3E、TALL MCRDIMM、PCB01など業界初、最高の製品を通じ、AI時代を導く真の「ファーストムーバー」になるだろう”と明らかにした。
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