2023年の世界経済フォーラムの観光発展指数の評価結果、大韓民国の総合順位が119の評価対象国のうち14位を記録した。アジア地域では総合4位だ。
27日、文化体育観光部によると、世界経済フォーラムは世界国家の旅行·観光競争力を評価し、国家間ベンチマーキングを誘導するために2007年から隔年で観光競争力指数を発表している。2021年には既存の観光競争力指数から「観光の持続可能性」分野の評価などを拡大し、観光発展指数(TTDI、The Travel & Tourism Development Index)に改編した。
韓国は2019年対比5大分野のうち3分野で順位が上昇し、1分野は1段階下落、1分野は順位を維持した。特に「観光の持続可能性」が49位から16位にランクアップし、2019年と比べて最も大きく上昇した。また「観光資源」(15位)や「環境造成」(20位)も高い評価を受けた。
17の細部項目では、特に「文化資源」部門が2019年対比1ランク上昇して上位10位圏に進入した。「非レジャー資源」順位も11位を記録した。
「情報通信技術(ICT)準備水準」部門は2位となり、韓国が最も強みを持つことが明らかになった。他にも「陸上・港湾運送基盤(インフラ)」部門も2019年より4段階上昇し7位を記録し、「保健および衛生」も13位となった。
文体部の政策担当者は「今回の評価結果を綿密に分析して韓国観光競争力の強みと弱点を把握し、強み分野は支援を拡大する一方、相対的に脆弱な部分は改善方案を用意するよう努力する」と明らかにした。
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