韓銀、政策金利3.5%維持···11会合連続で金利据え置き

이창용 한국은행 총재가 23일 서울 중구 한국은행 본부에서 열린 금융통화위원회를 주재하고 있다 20240523사진사진공동취재단
[写真=写真共同取材団]

韓国銀行が23日、政策金利を11会合連続で3.5%に据え置いた。1年4ヵ月連続の据え置き決定を下したのだ。

消費者物価上昇率がまだ目標水準(2%)まで十分に落ちていないうえに、政策金利引き下げ時にインフレ(物価上昇)と米ドル高や家計負債などを勘案したものと見られる。特に韓銀が今年の経済成長率展望値を2.1%から2.5%に上方修正しただけに、内需不振を防ぐための早期引き下げの可能性が低くなった。

韓銀金融通貨委員会は同日午前9時、今年上半期最後の通貨政策方向会議を開き、政策金利を3.5%に維持した。韓銀は2021年8月から昨年1月まで政策金利を3.5%まで引き上げた後、据え置きを続けている。

据え置き決定に最も大きな影響を与えたのは物価だった。消費者物価上昇率は今年2月、3月とも3.1%で高止まりした。4月には2.9%に鈍化したものの、果物をはじめとする農畜水産物は大きく値上がりしている。

ウォン安ドル高進行も影響した。米国の金融引き締めが想定よりも長期化するとの観測が高まる中、イランとイスラエルの武力衝突がドル高につながり、インフレを引き起こす可能性もある。

韓銀がこの日、今年の成長率予想を従来の2.1%から2.5%に引き上げただけに、景気を上向かせるための早期利下げ時期は後ずれさせる見込みだ。

 
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