現代自・起亜、アジアで悲喜こもごもの工場稼働率

[写真=起亜]
[写真=起亜]

現代自動車グループが今年第1四半期の主要アジア生産拠点で悲喜ごもごもだった。 自動車需要の萎縮とグローバル完成車メーカー間の競争が激しくなり、インドやベトナムなどで力を発揮できなかった反面、インドネシアではスターゲーザーなどの輸出拡大で、現地販売の不振を相殺した。

19日、現代自・起亜の四半期報告書によると、今年第1四半期の起亜のインド工場稼働率は72.1%、生産台数は7万634台だった。

国内(113.7%)と米国(101.4%)、スロバキア(102.3%)、メキシコ(74.7%)など他地域の工場の生産量が増えたのとは対照的だ。 起亜のインド工場稼働率は2021年71.5%(6万2920台)から2022年82.8%(7万3699)へと増加し、昨年97.3%(9万447台)まで成長した。

しかし、マヒンドラXUV 3XOなどの競争モデルで需要が分散し、稼働率が低下するものと分析される。 また、現地戦略車種であるソネットの老朽化も影響を及ぼした。 小型スポーツ用多目的車(SUV)であるソネットは2020年の発売以来、インド市場で大きな人気を集めており、マイナーチェンジモデルも発売したが、フルモデルチェンジではなく、商品性の改善に近いため、力を発揮できずにいる。

起亜の今年第1四半期のインド販売台数は前年同期比12.5%減の6万5369台だ。 市場シェアは1.6%ポイント減った5.7%だ。 車種別に見ると、多目的車(MPV)とSUVがそれぞれ30%、5.4%減少した。 セルトスの販売は17.8%減の2万568台で、カレンスは29.6%減の1万5417台と集計された。 電気SUVのEV6は2台の販売にとどまった。 起亜とは違って、現代自は今年第1四半期のインド市場で20万800台を生産し、前年同期比13%増えた。

現代自の東南アジア生産拠点とされるベトナム工場の稼働率は75.2%にとどまった。 生産できる能力は1万4600万台だが、実際の生産実績は1万984台だ。 現代自の第1四半期のベトナム内の販売台数は1万144台で、昨年同期より31.2%減少した。

輸入車に課せられる自動車登録税引き下げ政策が満了したことに加え、付加価値税、特別消費税などが周辺国より高いことが消費者の負担を加重させている。 ベトナム市場で人気のあるピックアップトラックや小型トラックモデルのラインナップが韓国メーカーの場合、不足している状況だ。 ベトナム自動車産業協会によると、今年第1四半期の自動車販売台数は前年同期比17%減の5万8165台だ。 アセアン生産基地であるインドネシアの工場稼働率は、昨年第1四半期の50%台から今年第1四半期は110.9%へと上昇した。 第1四半期の現代自の現地販売と輸出を加えた数値は2万2133台で、前年同期比12%増えた。 現地販売は2.4%減少したが、輸出物量は22.3%増加した。 特に、スターゲーザーの輸出は昨年第1四半期の656台から今年第1四半期は3498台に増えた。
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