HD現代重工業がスコットランド経済開発機構と提携し、欧州海上風力市場に本格的に進出する。
HD現代重工業は最近、スコットランドのエディンバラで、スコットランドエンタープライズ（SE）、ハイランド&アイランドエンタープライズ（HIE）とスコットランド内の浮遊式海上風力事業協力のための了解覚書（MOU）を締結したと17日、明かにした。
今回の協約により、HD現代重工業と参加機関はスコットランド内の浮遊式海上風力事業を共同推進する計画だ。 HD現代重工業は浮遊式海上構造物の設計および製作ノウハウを共有し、サプライチェーンの最適化方案などを支援する予定だ。 SEとHIEはスコットランド内の財政支援方案の模索、潜在的供給企業および製造施設、投資家などに対する人的・物的ネットワーク確保方案を支援することにした。
海上風力構造物は、荒々しい海洋環境を考慮した設計、製作が必要で、豊富な海洋プラント製作経験を保有した造船会社が強みを持つ分野だ。 さらに、造船所内の特別な構造変更や設備投資がなくても、大型構造物の製作に直ちに突入することができ、海上風力市場は造船業界の新しいブルーオーシャンとして脚光を浴びている。
「世界風力エネルギー協議会（GWEC）」の報告書によると、世界の海上風力の累積設置容量は2022年の63.3ギガワット（GW）から2032年には477GWまで増える見通しだ。 特に、英国は海上風力に最も積極的な国家の一つで、北海の強い海風を基盤に世界初の浮遊式団地であるハイウィンド·スコットランドを建設したことがある。 英国政府は2021年の11GWだった海上風力発電の規模を2030年までに50GWに拡大する計画だ。
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