ネイバー「ハイパークローバーX」、グローバルAI性能を上回る

[写真=ネイバー]
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ネイバー(NAVER)クラウドは超大規模人工知能(AI)「ハイパークローバーX(HyperCLOVA X)」の「技術報告書」を4日、公開した。 今回の報告書は学習方法や性能などAIモデルの詳細情報を紹介する論文だ。 グーグルやオープンAIなど世界的なビックテック企業も技術報告書を通じて自社のAIを説明している。

ネイバーの技術報告書を見ると、ハイパークローバーXは性能評価でグローバルオープンソースモデルよりさらに高い総合点数を受けた。 韓国語・一般常識・数学・コーディング部門では14モデルのうち、1位を記録した。

閉鎖型(クローズソース)で開発されたモデルと比較する時も優秀な点数を受けた。 計4モデルのうち、韓国語能力部門では1位、英語能力分野では2位に上がった。

多言語能力も認められた。 日本語・アラビア語・ヒンディー語・ベトナム語をはじめとするアジアの言語能力を評価する際、ハイパークローバーXは9つの主要モデルの中で最も高い点数を受けた。 中国語は2位を記録した。

翻訳能力も好評だった。 韓国語を日本語に、日本語を韓国語に翻訳する能力は、実際にサービス中の10の翻訳モデルの中で1位を占めた。 英語を韓国語に翻訳する精度も最も高い点数を受けた。

報告書はハイパークローバーXの安全性のための努力も紹介した。 「社会的イシューと偏向」、「不法的行動」など敏感だったり危険な主題に関してデータを収集し、これを基盤にレッドティーミング(red-teaming)を遂行して脆弱性を補完した。 レッドティミングは、技術またはサービスの脆弱性を発見・検証するために意図的に攻撃を試みる活動である。

ハイパークローバーXは倫理原則に基づき、嫌悪や偏向、著作権侵害、個人情報のようなコンテンツは生成しないよう、地道に改善しているとも明らかにした。
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