先月の消費者物価上昇率3.1%···2ヵ月連続3%台の物価高を維持

과일과 채소 등 농산물 물가가 급등하고 있는 가운데 지난 18일 서울 시내 한 대형마트에서 시민이 사과를 고르고 있다 사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

高騰する果物価格と上昇傾向を示した国際原油価格の影響で、先月の韓国消費者物価上昇率が2ヵ月連続で3%台の高物価を続けた。韓国政府は3月がピークであると判断し、下半期には物価が安定を取り戻すだろうと見込んだ。

統計庁が2日に発表した「2024年3月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は113.94(2020=100)で、1年前より3.1%上昇した。昨年8~12月に3%台を記録した消費者物価上昇率は1月に2%台に下がったが、2月から2カ月連続で3%台を記録した。

先月も物価上昇の勢いを牽引した品目は農畜水産物だ。農畜水産物は11.7%上昇し、2021年4月(13.2%)以来、2年11ヵ月ぶりの最高値となった。

特にリンゴと梨はそれぞれ88.2%、87.8%上昇し、関連品目の調査が始まって以来、歴代最大の上昇率を示した。

しばらく落ち着きを見せていた石油類物価も反発した。先月、石油類の物価は1年前より1.2%上昇した。2023年2月から続いていた下落傾向が14ヵ月ぶりに上昇に転じたのだ。

その結果、家計の支出比重が高い品目で構成された生活物価は消費者物価より高い3.8%上昇率を記録した。

韓国政府は気象条件の改善と農畜産物の割引支援などの効果が現れる4月から物価が安定すると予想した。

チェ・サンモク経済副総理兼企画財政部長官はこの日、物価関係長官会議で「3月に年間物価のピークを記録し、下半期には急速に安定化するだろう」とし「『農畜水産物流通構造改善TF』を稼動し根本的な流通構造革新を推進する」と付け加えた。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>